マーケティング戦略|ブルー・オーシャン戦略について
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今回の記事では、マーケティング戦略|ブルー・オーシャン戦略について書いてみます。
情報元は『マーケティング戦略』 野口智雄著 です。
ライバルのいないフロンティア市場の開拓
成熟市場は一般に、強力なライバルに取り巻かれ、血みどろの争いをする場(レッド・オーシャン)になります。これに対し、ライバルのいないフロンティア市場(ブルー・オーシャン)を探そうというのが、ブルー・オーシャン戦略です。
ブルー・オーシャン戦略
★現代の日本や米国のような先進国では、有望と思われる市場であっても、強力なライバルがひしめき合い、利益を削り合う血みどろのバトルの場となってしまいます。
★これをW・チャン・キムとレネ・モボルニュはレッド・オーシャンと呼びました。このような限られたパイをめぐる過酷な戦いの場を離脱するための実践的戦略論として、彼らはブルー・オーシャン戦略を提唱しています。
★この理論では、戦略キャンバスというマップを用い、個々の企業がすでに採用している戦略スタイルを明確にすることによって、各企業がいまだ手を付けていないフロンティア市場を見つけ出すことができます。
★実際、戦略キャンバスの横軸には「価格」や「品種」といった戦略要素を用意し、個々の企業は縦軸にその程度をプロットします。これらをつないだ線が「価値曲線」と名づけられるもので、個々の企業の現在の戦略スタイルとなります。
★これを業界内のライバル企業と見比べることで、競争要素ごとの強みや弱み、戦略的空白部分が一目瞭然になります。そこで次のプロセスとして、4つのアクションという各競争要素を「取り除いたり」「減少させたり」「増加させたり」「新たに付け加えたり」することによって、ライバル企業が取り組んでいないフロンティア市場を発見するのです。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。