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Webマーケティング|自社を選んでもらうための戦略ストーリー

今回は、Webマーケティングの「売れる仕組み」の考え方(戦略ストーリー)について解説していきます。
Webマーケティングの要点については、「TANOSHIKA HP作成」サイトにも掲載していますので参考にしてください。Webコンサルタントの方がWEBを活用して成功を収めるためには何をすればいいかをテーマにして書かれた書籍をベースにしています。自社を選んでもらうための「戦略ストーリー」に関する部分を扱っていきます。
<参考図書>
「Webマーケティングの正解」 西 俊明 著 発行所:株式会社技術評論社

1、戦略ストーリーの全体像をおさえよう

★戦略ストーリーには必須な要素が4つあります。
・適切なペルソナ(理想的な顧客)
・USP(他社にない、あなた独自の強み)
・効果的なキャッチコピー
・信頼されるためのコンテンツ(有益・専門的な情報)
★まずは、適切なペルソナとUSPの設定とすりあわせからはじめましょう。
★ペルソナとUSPは「双方向」からすりあわせましょう。
ペルソナとUSPの整合性がとれていることが重要です。
★USPを源泉として、キャッチコピー/コンテンツ/選ばれる理由をペルソナに提供していきましょう。

Webマーケティングの「戦略ストーリー」

1,ペルソナUSPをすり合わせる。
2,ペルソナに照準を定めたキャッチコピーでターゲットに「自分ごと」と思わせる。
3,USPをベースに、有益かつ専門的なコンテンツを継続提供し、信頼関係を構築する。
4,信頼関係が構築できたところで、言語化したUSP(選ばれる理由)をそっと提示し、ターゲットに期待してもらう。
5,「断ったらもったいないほどのオファー」を提示することで、ターゲットの背中を押し、行動してもらう。

2、お客様は「自分ごと」と思わないと行動しない

★お客様は「自分に関係ない」と感じたものは認識しておらず、記憶に残っていません。
自分ごとと思わせるには、まずペルソナの発掘が大事です。
★ペルソナ1人のために書いたコンテンツに、何千何万というユーザーが共感してくれるのです。
★ターゲットとなるペルソナを緻密に設計し、チラシ、広告、Webサイトなどにユーザーが接触する際に、「ユーザーはどんなマインドでいるのか?」「どんな表現になっていれば、ユーザーは「自分ごと」と認識してくれるのか?」を徹底的に考え抜きましょう。

3、自社の強みを抽出しよう

★「他社にはない自社だけの強み」(「USP」)を説明しないとWebからの集客はできません。
★ターゲット顧客を理解し、ご自身が自社や商品のことを正しく理解してアピールする必要があります。
★「USP]があって、はじめて顧客はあなたの会社や商品を選ぶ理由ができます。
「USP」にも戦略が必要です。
★顧客の心をつかむ「USP」のポイントは「物語性」です。
★USPを「技術(ノウハウ)」「実績」「想い」の3つに分解し、顧客の心の中で物語として共感を生ませることが必要です。

4、自社の強みを引き出す際の注意する4つのポイント

1,定量的なデータを入れる

★「USP]に多くの数値を入れると客観性・信頼性が増して説得力が上がります。

2,「技術や実績がない」と思う場合は「想い」をかたる

★「想いだけはだれにも負けない」という気持ちを持って考えてください。

3,強みが見つからない場合、専門分野・業界・商品の「あたりまえ」を疑ってみる

★「これまであまり訴求されなかったポイントを訴求する」手段もあります。
★販売者が「あたりまえ」と思っていることでも、顧客に訴求できていないことは多くあります。そういったものを探しましょう。

4,嘘はつかない

★事実を脚色することは問題ありませんが、嘘は絶対にいけません
★小さな嘘でも、それまで築き上げてきた信頼をすべて失ってしまうことはよくあります。


最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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