「書く私」に伴走してくれる本 / 書く習慣1ヶ月チャレンジ Day15
書く習慣1ヶ月チャレンジがやっと半分終わりました。今日のテーマは、誰かにオススメしたい本・映画・アニメ・ドラマ。
面白かったものはたくさんあるけれど、基本的に1度しか観たり読んだりしないので、オススメできるほど内容覚えてない…このテーマのためにもう1回見返すのも違う気がする…
と思いながら「書く習慣」を読み返していた。
あれ?この本で書けばいいんじゃね?
書く内容が浮かばないとき、書くモチベーションが湧かないとき、何度か読み返していた。ガイド的な用途もあるけれど、読み物としても面白くて。
オススメしたい理由・ポイントを書いてみます。
書く人の「気持ち」をサポートしてくれる
この本は、文章の書き方よりも、「書くこと」に対する心構え・考え方にフォーカスされているなと感じる。
自分にとっては、それがすごくありがたかった。
作文や論文など、今まで文章を書くときはかなりの時間をかけていた。言葉を選んで、何度も読み直して、文章としてきれいなものを作り上げていた。
今こうやってnoteを書いていても、その癖がどうしても出てきてしまう。
だから、「おわらせる勇気」が必要だという言葉にはっとした。足りないのはこれだった。
自分で勝手に書いている文章は、自分で終わらせるしかない。これからも心に留めておきたいです。
とっつきやすいキーワード
作者のいしかわゆきさんは、難しくないけど惹き付けられるキーワードを作るのが上手だなと思う。
それは普段noteを読んでいても感じるのだが、この本では分かりやすくキーワードをカッコ書きにしてくれている。
目次を見ると、全項目にカッコ書きのキーワードが含まれている。目次だけで読み応えがあるし、本文もすっと入ってくる。
私が何度も読み直している理由も、ここにある気がする。キーワードが頭に残っているから探しやすいのだ。とってもありがたい。
実践をぐっと引き寄せてくれる巻頭と巻末
この本は構成がすごく素敵だ。
冒頭には、「書くこと」に対する悩み別に、ヒントが載っている章を教えてくれる診断チャート。巻末には、「書く習慣」をつくるコツのまとめと、1ヶ月分(30個)の書くテーマを掲載してくれている。
この巻末は、「書きたい!」と思っても、書くことが思いつかずに挫折したことがある読者を何人救ってくれたのだろうか。
私も、テーマが与えられている安心感のもと、だんだん書くことに慣れ始めている。
今まで書いたことがない状態 (0) から、自力で書けるようになる (1) のってけっこう大変だ。私も、書きたいと思いながら書けなかった期間が長い。
この本は、0を0.1にしてくれる。「書くこと」への優しい導入を作ってくれる。
これからも何度も読み返しながら、0.1以上は自分で少しずつ積み上げていこうと思う。
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