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アドラーが伝えた言葉  【旅をするように生きる】

※こちらは宮古新報ので書いてる「情報力」というコラムのアーカイブです。

先日配布された生活情報誌「宮古ストーリー」
内の「キラリ人」で紹介頂きました。

最近の宮古ストーリーはデザインもきれいで読み物としても面白く、よい意味で島らしく無いコンテンツを作りあげてます。
これが僕が思う【デザインの力】から始まる
ビジネスモデルで、誰もダサいフリーペーパーに高い広告費を払おうとは思わない。

デザインが洗練されてるからこそ、人が集まり(読者)人が集まる程広告費が集まる。
集まった元手があるから無料配布が可能になり、更に媒体としての価値を強くしている。
と、思う(想像です)
そんな素晴らしい媒体で特集して頂きこの場を借りてお礼致します。

そんな特集の中で
「旅をする様に生きる」という僕の謎の座右の銘が紹介されているのでこれを解説させて下さい。

これは歴史的な名著「嫌われる勇気」で有名な心理学者のアレフレッド・アドラーから書籍を通して頂いた言葉です。

「嫌われる勇気」
と聞くと近づきにくい雰囲気を出してますが
そんな事はなく
僕の中ではNo.1の名著で
これからも何度も読み返すだろう一冊です。

作中での人生の捉え方の中で二つ比喩があります。
一つは
「登山するように生きる」
登山というのは、山頂にたどり着くのがゴールで、それまでの厳しい道のり、環境の変化に耐えながら目的地を目指す。
もしゴール出来ないとなるとそれは道半ばとなるという考え。

もう一つは
「旅をする様に生きる」
旅というのは計画した瞬間から【楽しい】が始まり、目的地がエベレストだとしても道中の砂漠も楽しいだろう。
もしエベレストに到達出来なくてもそれは旅の思い出の一部となるはずであり、旅のどこを切り取ってもネタになり、ワクワクしている。

登山好きには失礼な比喩ですが、あくまでも比喩です(登山も楽しい)

僕は以前は登山と捉えており
レストラン会のアカデミー賞【アジア50】を受賞する事を大きな目標にして、それに邁進する事を人生の喜び
と考えてました。

現在は目標自体は変わりませんが、後者の主張を取り入れてます。

この主張は前後の文脈から抽象化しますと
「1日1日を一生懸命楽しみなさい」
という事になります。


Appleの創業者、ジョブズも同様の考えを持ち世界一の富豪となりました。

実態感として人生の視野が広がり、生きる為の精神的コストが激減したのでオススメです。
それではまた来週。


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