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【情報力vol.2】

咀嚼からの解放から始まる脳の変化


謎のテーマですが頑張って着地します。

※こちらは宮古新報さんで書いてるコラムのアーカイブです。

[プロローグ]
https://note.com/tmryshr/n/n45f92d2729a8

人類が「火」を利用するようになったのは約180~80万年前と言われています(ちょっと曖昧)
人間は火山噴火や雷から「火」を知り、「火」を利用しようと考えました。

この大発明が人類にもたらした物は多くありますが、料理人という視点で見た時に惹かれたのが
『咀嚼からの解放から生まれた脳の大変化』
という部分です。

どういうことかと言うと、人間が火を覚えた事により料理という文化が始まりました。
食材(肉や穀物)を柔らかく調理する事ができたのです。

そうする事で何が起きたかというと、人間の頭部の比率の大部分を占めてた顎の筋肉が徐々に減っていった事で脳みそを大きくする余白ができた。

同時に消化が容易になり、消化する為に使われた腸のエネルギーリソースを脳の活性化に回すことができた(消化は現代でもかなりエネルギーを消費します)

チンパンジーとかゴリラって一日中なにかしら咀嚼してますよね。
顎の筋肉が強く、顔面が前に出てて大きく、逆に後頭部が小さい。

あれが人類との違いです。

『咀嚼からの解放』

が起きたのです。

人間はどんどん賢くなり、脳の大きさ中心の二足歩行の最適化を生み出しました。
それにより脳みそを入れるケース(頭蓋骨)は大きくなり、女性は出産のリスクが上がった。

赤ちゃんは重たい頭を支えきれず何ヶ月もの間歩くこともままならない。

そこで手にした赤ちゃんの生存戦略が「かわいい事」、そして「笑う事」
です。
無力な赤ちゃんはこの二つを駆使することでコミュニティに守ってもらう事ができ、自然界で生き残れた。(何万年前)
そして人間独自のコミニケーションツールである『笑顔』が生まれました。

『笑う』ことこそ人類の生存戦略なのです。

偉そうに述べてますが、半分仮説です。
最近生まれた二ヶ月の娘を見てて思った妄想です。

話し少し変わりますが、
その妄想の先にできた料理が『咀嚼からの解放』というテーマの料理があります


※写真はイベント時に作ったそれです。

僕はこのように料理(商品)を考えます。

本土と比べ食材も少ない宮古島で何を商品にするか(今度詳しく書きます)

僕なりの解は
『作り手のストーリーを商品の価値に乗せる』
です。

このやり方は原価が無い為利益率が高く、
ファンを作りやすいという属性を持ってます。
また、どのサービス提供者にも当てはまると考えます。

もしよかったら試して下さい。
ではまた来週。

宮古島の方、いろいろイベント企画中です。
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