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【言葉~リテラシー~】

※こちらは宮古新報で寄稿してるコラムのアーカイブです。


2021年。僕は自信を大きくしてくれた会社を辞め、最高のチームを一度解散する事を決めました。

かなり大きな決断でしたが、理由はいろいろ端折りますが一言でいうと「世の中をもっとみたい」という気持ちでした。


そして大海原に出る準備を始めた蛙は案の定海の大きさを思い知ります(出る前でよかった)

料理人として以外は無能で、世間知らずだという現実に気づかされたのです。


それもそのはず、本当の意味でのマーケティングの勉強というのを37年間一度もしたことがなかった。

商品の作り方は知ってましたが、その商品の売り方をまったく分かってなかったのです。


焦りに焦りました、退職は半年後に迫ってますし、家には子供が二人います。

とにかく勉強しました、いろんな経営者と話し、SNSを使ったりセミナーに行ったりと情報を集めました。

しかし、全く頭に入ってきません。会話が理解ができないのです。


これは以前同じように感じたことがありました。
フランス修業時代です。

何を言ってるか分からず、情報が入ってこないのです。


理由は修行時代と同じで「言葉」を知らないからです。


ビジネスにはビジネスというコミュニティ共通の言語がありました。
それを「〜リテラシー」というそうです。

それ類いの言葉はプロフェッショナル界隈、家庭、友人間、学校では全く使われてなく、

僕は触れる機会が全くなかったのです。


オフサイドという言葉を知らずにサッカーの試合に出るような物でした。


ビジネスというゲームに参加する為にはまず共通のルール「言葉」を身に着ける必要があったのです。
これこそが学びであり、飛び込まないと経験出来ない事でした。

そしてその言葉の先にある世界がかなり面白い!
今まで知らなかった世界に完全にハマりました。

オンデーズの田中社長が
経済とかビジネスというのは金儲けの手段ではなく「再現性の無いアート」と言っててまさに腑に落ちました。

言葉とは情報そのものである。
一方で問題は、この「言葉」はかなりの頻度で「横文字」として揶揄されますし、シンプルに伝わらないという側面を抱えてます。

使わないと言葉は覚えないのに、使う場所が無い。


なので僕は毎週こうやってチマチマ新聞に寄稿してるのです
ではまた来週。

公式LINEにかなりお得な情報載せてます。

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