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お金持ちもそうで無い人も食べているものはそんなに変わらないかもしれない。で、あれば。

今日の不運は未来の成功のタネ。

憧れは止まらない、つむおです。


私は食に関する欲求が人一倍ある方だと思っています。

美味しい物への憧れは未だ尽きることがありません。

TV番組の「食彩の王国」と「青空レストラン」の視聴は私のライフワークになっています!(笑)



以前はとにかく高級なものが食べたくてしょうがありませんでした。

夢は銀座で寿司!

叙々苑で焼肉!

今思い返すと何たる安直・・・・。

エステーヌばりにロマンを追い求めていました。


お金がもっとあれば・・・・。

当時はそんな事をよく考えていました。



ここで少し考えてみます。

お金があるという状態は一体いくらあればの事でしょうか。

例えば現在の給料が2倍になったとします。そして、具体的に2倍もらっている人を想像してみます。想像しやすいのは自分の会社の社長さんでしょうか。

その社長さんは自分が食べたい憧れの食材を毎日食べているかと言うとそうでも無いと思います。

現に私の会社の社長さんは近所のスーパーで割引弁当を買っているところを目撃されています(バクロ申し訳ありません・・・・。)

仕事上の付き合いで高級店に行く機会は私よりは有るとは思いますが、ふだんは同じような物を食べているのではないでしょうか。



少し話を変えさせて下さい。

日本の食糧自給率が低く、野菜を大量に輸入している事は多くの人が知っていると思います。

ですが、スーパーの野菜売り場で輸入品の野菜がどれぐらい有るか意識した事はあるでしょうか。

間違っているかもしれませんが、輸入品で目につく物として、カボチャ、オクラ、パプリカ、ニンニク、ニンニクの芽、あたりが私の感覚です。

パプリカは輸入品がメイン。ニンニク、ニンニクの芽は一年を通して中国からの輸入品が多く流通している印象で、カボチャとオクラに関しては旬の時期以外は輸入品が流通している印象。それ以外の多くの野菜はだいたい国産ではないでしょうか。



もうちょっと話が飛びます。

では多くの輸入野菜はどこに行っているかと言うと、加工食品と外食産業に行っているようです。

私が驚いたのが玉ねぎとキャベツとニンジンもかなりの量を輸入している事実。この三つは八百屋で輸入品を見た事が無いので意外でした。



前置きが長くなりましたがここからが本題。

私は輸入野菜がどうだとか、加工品が良いとか悪いとか、そのような事を言いたいのではありません。

そうではなくて、スーパーで野菜を買って自炊をしている時点で結構良いものを食べているのでは無いかという事が言いたいのです。

特別な流通経路を持っている人以外は、お金持ちもそうでない人も食べているものにそれほど違いは無いのではないかとも。



高級店での食事に私は憧れます。

味はもちろんお店の雰囲気を含め、そこにしかないものが有ると思うからです。(高いお金を払うに値する仕事など)

それを最高の贅沢だとも思っています。

ですが、よくよく自分の生活を振り返ってみると、自炊をしている時点でわりと良い物を食べている事に気がつける部分も有ると思います。

日本の農産物に対して色々な意見が有るとは思いますが、産地が近い点、なんとなく安心できると言う点でも、ほぼ国産野菜で自炊が出来る現在の日本の環境は恵まれていると私は考えます。


海が近い人は新鮮な魚を。

農家の人は採れたての野菜を。

水が綺麗な土地の人は素晴らしい水を。

普段意識しない何気ない当たり前は、誰かが憧れる生活そのものかもしれません。


私は一貫して「足るを知ろう」などと言うつもりはありません。

憧れは強力な動機だと思っているからです。

ただ、憧れに飲み込まれすぎると現在の恵まれた環境を軽視しがちになるのでは無いか、とも思っています。

沢山のお金を稼いでいる芸能人でもカップラーメンを食べるように、頻度の違いこそあれ、日常的に食べているものにびっくりするほどの差は無い事に気が付く事が出来れば、実は豊かな人生を送る事が出来ていると感じやすくなるのではないでしょうか。



繰り返しになりますが私は輸入野菜が悪いとは思っていません。そのおかげで物価が安定し、国産の野菜が安価に手に入れることが出来る素晴らしい一面が有ると思うからです。

外食産業や加工品産業も輸入品無くしては成り立たないと思います。

安定供給ありきの現在、品切れは大変な騒ぎに繋がるのは昨今のお米に関しても周知の通りですし。



ただ、気がついていないだけで実は他の人から見たら羨ましい生活をしているのかもしれない。

そこに気がつけたら少し幸せになれるかも知れない。

そんな風に思ったりしているのです。




食材を買って自炊をしている時点でけっこう良いもの食べてるかも。

そこに気がつけば日々の満足度はちょっと上がるかも。


それを言いたかっただけなのですが今回も長々と・・・・。



年を重ね、何でも無いような事が幸せだったと思う昨今、大根おろしを食べながら、しみじみ美味いと思い書いた記事ですがいかがでしたでしょうか。


相変わらず、話があっちこっちに飛びっまくって申し訳ありません・・・・。


お金持ちへの憧れや痩せ我慢が見え隠れする部分は、ご愛嬌ということで今回はこの辺で。


今日の話が誰かの何かのキッカケになってくれたら嬉しいです。


では次の機会まで、ごきげんよう。

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