【中学受験*算数】図形の攻略

図形が苦手な受験生は
図形はひらめきで解く💡と思っています。
受験生の考えるひらめき💡とは、
魔法のようにパッと解けること。
図形の攻略をするには、まずこの認識を変えることから始めます。

図形こそ論理力が必要な問題です。
と、受験生に言っても伝わらないので、
解くための考える順序が大切であることを伝えます。
例えば面積を求めるときの考える順序
1️⃣その図形の名前は?
ある・・・2️⃣へ
ない・・・3️⃣へ
2️⃣公式はある?
ある・・・7️⃣へ
ない・・・3️⃣へ
3️⃣公式のある図形にわけられる?
できる・・・7️⃣
できない・・・4️⃣へ
4️⃣まわりを求めていらないところをひける?
できる・・・まわりからひく
できない・・・5️⃣へ
5️⃣面積のわかる図形に移せる?
できる・・・7️⃣
できない・・・6️⃣へ
6️⃣カタチを変えられる?
できる・・・7️⃣へ
できない・・・3️⃣に戻る
7️⃣公式をもとに式を立てる
8️⃣計算する

苦手な受験生はいきなり8️⃣から始めます。
思いつきの計算をするので、
そもそも式がちがったり
÷2を忘れたり
たしわすれたり
引き忘れたり
します。
大事なのは、図を俯瞰してみて
解くための作戦をたてるところなのに
答えを出すことにばかり気がいって
残念なミスをします。

でも残念と思わず、
おしい!できてたのに!
なんて言って、
反省せずにまた同じミスをします。

ちゃんと順序を守って解けるようになるまで
手を止めさせ
問いかけ
順を追えるようにすれば
自然と応用力もつきます。
根気のいることですが、ぜひ試してみてほしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?