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北極百貨店の配信あんずちゃんは上映中きみの色は公開間近!!!
昨日、東京の日比谷TOHO宝塚地下で「化け猫 あんずちゃん」を鑑賞しました。
夜行バスで東京に降り立ち、銀座中のギャラリーに展示DMを配り歩いてた最中、クールダウンのために近くの映画館へ。こうやって「2時間の休息」を得られるから映画館はいい。素敵、最高。
この映画は前半と後半でテイストが変わる。最初は化け猫あんずちゃんの可笑しさがほのぼのとした田舎で繰り広げられるが、後半は母を失った少女かりんちゃんとその家族が巻き起こすドタバタアニメーションになる。
私は前半の不条理なおもしろが好みであったが、全編通して(エンディング曲「またたび」も含め)満足感のある作品でした。
アニメーション映画はパンフレットの内容が充実しているので化け猫あんずちゃんも購入。この映画は実写で演技をした映像を元に制作された「ロトスコープ」手法のアニメらしい。そのため、監督は実写担当とアニメ担当の2人いらっしゃる。
映像からも実写の動きがあるからこそのリアリティや迫力が感じ取れます。特に閻魔大王役の宇野祥平さんが怖い。体感気温が下がり、とても涼めました。
お盆にぴったりなテーマの作品ですのでぜひこの夏劇場で〜「りょうかいまんにゃ〜」🐱
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そして8/15から「北極百貨店のコンシェルジュさん」がNetflixにて配信スタート!!!
昨年、石川で唯一上映している白山イオンシネマまで足を運んで観に行きました。
好きな漫画家である西村ツチカ先生のアニメ映画化&tofubeatsさんが音楽を担当するということでとても期待値が高かったのですが、大大大満足。
板津監督は西村ツチカ先生の作品が好きで、北極百貨店は雑誌連載時から切り抜きを保管していたそう。西村ツチカ先生の漫画は120点満点で完成されているため、その絵が動くなんて蛇足じゃ無いのかというファンの方の不安もわかるのですが、主人公秋乃のまつげの先までチャーミングなアニメーションなので、映画は映画で細部まで楽しんで観てください!(細部まで何度も見れるから配信は良い)
私はウーリーさんの震える声の演技で号泣しました。さすが、ツダケン…
Spotifyなどでサントラも配信されていますよ💿
おうちでみれる〜北 極 百貨店〜♪
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最後は8/30公開の山田尚子監督作品「きみの色」
こちらは試写で拝見させていただいたのですが、ネタバレ無しの私の感想tweetを貼り付けますね。
人の色が見える主人公。色というのは長さの違う光の波。この映画も、音や心の波が重なり合って沢山の色を魅せる。私達は、波が揺らし合うような(言葉以外の)繋がりも、確かであると気づけたら、素敵な関係が宇宙の果てまで広がるかもと思いました。
美大生でありながら、話題のルックバックやブルーピリオドはなかなか響かない塚本。最近見た数分間のエールをも、「表現手段より、何を伝えたいかが先に来ないと…!!!!」と鑑賞しながら唸っていた。ごめんよごめんよ。表現すること賛歌の作品は、なんだか穿った見方をしてしまうのです。
「きみの色」には、まず、言葉にできない想いがあって、それを表す手段として言葉以外の音、光といった波が用いられていました。その波の揺らぎや響き合いが丁寧に描かれており、こちらの心も揺らいで感動するのです。
私にはこういった創作の物語が欲しい。助かります。
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公開したらもう一度映画館で鑑賞しますし、パンフレットも購入させていただきます。きらきら✨
塚本的に最近アツいアニメーション映画3作を紹介させていただきました。