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当日

私たちが作った「不登校の小学生の昼間の居場所」は、11時から17時までオープンしていて、今のところ、一緒に活動しているママさんのお母さんや叔母さんの力を借りて何とか開けてる状態です。

青年さんには、13時頃から2時間の予定で来てもらいました。

ファンミで1度会った事はあるとしても、私だけめちゃくちゃ緊張(汗)

私の予想通り、普通にドアを開けて、青年さんが入って行っても、誰も動じず、「誰?誰?」って皆近づいて来てくれました。

ボール投げしたり、

必殺、けん玉持って来てくださって、みんなでバランス取ってみたり

絶妙なバランス
皆で乗せ方を考えたり

その後は、玉を落とさないように歩いたり、回ったり、飛んだり。

普通のけん玉の上におにぎりけん玉を乗せる青年さん

ホワイトボードに絵を描いたり、途中でSwitchタイムを挟み、中当てしたり。
体力が有り余ってる男子たち。
常に相手してるのが母親やおばあちゃんで、大学生とかボランティアの方が参加してくれたらなぁと思う反面、「やる気!元気!根性!」みたいな、よくいるキャンプファイヤーの単なるお調子者のお兄さんの様な人ではダメで、きちんと発達障害や、不登校になる子どもたちについてある程度の勉強をしている人達でないと。。。となると、依頼する方も難しいのが現状💦

そんな中、徐々に騒がしい環境が苦痛に思えてきた兄に、青年さんは静かに話しかけ始めました。

私は、何かお話してくれてるなぁとは思いながら、2人にしておきました。話しながら、兄は泣いてるようでした。
結局、青年さんは16時頃まで居てくださって、帰られました。

見送る時に、「今日から友達だからね」って、うちの息子に握手してくださってたけど、私もしたかった!けど、それはグッと堪えました。


その後、今日の青年さんから見たうちの兄弟の見立てを音声にして送ってくださいました。

仰るように、DCDやADHDの不注意さからくる、不器用な面が目立ち始め、自分が他の子とは違う、他の子と同じように出来ないって分かり始めたのが、不登校になるきっかけになってると思います。

特にお兄ちゃんは、周りに発達障害ってバレないうちに、早く凸凹の凹を伸ばさないとってそればっかり考えて育ててきてしまって。。。
お恥ずかしい話、定型発達に近づける意味なんてない、この子はこの子って思えるようになったのはホント最近の事です。

お兄ちゃんの「学校に行きたい」という願いは叶えてあげたい。
それにはたくさんの選択肢があるし、きっと学校は叶えてくれる。

でも、だからってすぐに「行く!」ってなる訳でもなくて。
その加減が難しいところですね。

だけど、初対面の人に、自分の気持ちを打ち明けるなんてほんと勇気のいる事だし、青年さんだからこそ言えたんだと思います。
後から聞いて、私も知らなかった事実もありました。

青年さんも褒めてくださった、この学校でも家でもない、「居場所」は何とか改良を加えながら続けていきたいなと思っています。

今回はお忙しい中、わざわざ来てくださり、ありがとうございましたm(_ _)mほんとに感謝です。

また是非来てください♪♪

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