熊野みあた
絵や写真と文章を合わせる試みです。
200万貰ったら何する? 「僕はCDでも買うかな。それでも使えるのは5万くらいか?あとは貯金かな?でもギターも欲しいし、最近良いスニーカー見つけたんだ。それでも買おうかな…?どうしたんだよ急に、君らしくない質問だな」 「いやな、俺思うんだよ。みんな金を欲しがるけどさ、実際200万貰ったって、まともに使える奴いないんじゃないかなって。」 「まぁ確かに、実際お金が欲しいって気持ちばかりがあって、実際お金を手に入れたら何がしたいかなんて、考えてる人は多くないかもね。」 「け
なんとなく大学を卒業して、たまたま空いていたポストに入ってはや半年が過ぎた。社会人一年目もあと半分で終わる今。私はついに自分がやりたい事を見つけた気がする。 お金はもらえないしやっていて意味があるのかと何度も思ったがついにこの日がやってきたのだ。私はやりたい事を見つけた。幸い自分がこのポストについていることで、実践を通しての経験、研鑽を積むこともできるだろう。 幸せだ。ラッキーだ。私はついにやりたいことを見つけたぞ。
あなたが森を歩いていました。小屋を見つけたので中に入ることにしました。中に入ると一つテーブルが置いてありました。 Qテーブルの上には何が置いてありますか? そのあとあなたは、奥にもう一つの扉を見つけたのでそこから出ることにしました、するとそこには水があるのが見えます。 Qどのくらいの大きさですか? 昔誰かから聞いたうろ覚えの心理テスト、それで何が分かるかももう忘れてしまったけれど、たまに思い出しては扉の奥に広がる景色を楽しんでいる。 でも机の上の景色については思い出
どこかに行きたかったけど、どこに行きたかったのかを忘れてしまった。なんど思い描いてもどこか見たことがあるような景色しか思い描けない。 遠い場所という幻想を追い求めているだけなのかもしれない。 どこか遠く、ここでない場所。 僕が生まれたのは、春の風が三番目に通るちいさな村だった。 小さな丘が二つ、一つには教会があって休日はそこに村中の人が集まる。もう一つの丘からは春の風が二番目に通る村が見える。 僕は三番目の村に住んでいた。 僕らの家は二つの丘間のへこんだところにあ
そう。 そこはただ凪いでいた。 静かであったとか止まっていたとか、そうゆう感じじゃないんだけど そこは凪いでいたんだ。 どこに行こうか。 そう思っていたらたどり着いた。 その場所はただあった。 私の前に現れたのか、私がそこに現れたのか。
分かりやすい悪も正義もないという簡単な事も忘れてしまう私は、やはり現実と妄想の区別がついていないのだろうと思う。 一人の人に対してもそうだ。良い人間も悪い人間もない。その社会にとってまたはその人間にとって悪か善かがあるだけだ。 信仰はその最たるもので、その信仰とは神のみを指すのではなく人間として生きる際の指針や信じること全てを信仰と言って差し支えないだろう。 生きていると、どこからが自分の頭の中で起きたことで、どこまでが現実で起きたことか分からなくなる。 不安や、恐怖
当然のようにできなくてはいけないことができないので、根本的な解決を目指す日記を書き始めようかと考えた。 問題把握何ができないのか? 時間の管理だったり、予定の管理ということができないその原因として考えられるものは以下の通りである 1 集中しすぎて時計が進むことに気が付かない。 2 1の結果夜中に作業をしたせいで朝起きられない 3 連絡をしてくれる友人がいない 4 生活リズムがないために、今が何月の何日の何曜日かを把握していない。 悪い部分を探す 1 集中することは悪
無責任な人が多いなと感じる日々です。 「頑張りすぎないで」「いつでも休んでいいよ」「今日はやめておきな」 耳に心地の良い言葉を並び立てて、結果大変になった時は一切助けてはくれないのです。 SNSでもそのような言葉ばかりを聞くようになりました。巷の当たらない占い師の取る方法と同じなような気がしてなりません。 これは新たな文化ともいえるほど広く浸透しています。 無責任な言葉で放棄と逃避に起きる、気まぐれな偶然を奇跡と呼ぶことで、運命と呼ぶことで自らを甘やかすことが正義とな
最近少し疲れることが多かったような気がする。 感情的にも感傷的にもならないでいたいけれど、感傷や感情に引っ張られてしまう。 まだまだ幼さが抜けない。 女子校から性別男がいる環境になって、酷く疲れて一人の帰り道には、いつも心底モテなくて良かったと思う。 モテていたら、辛さ故に人さまの時間を無闇に奪ってしまっていただろう。 私の周りの人は人と関わるのが上手で、優秀な人が沢山いるから、そうゆう人と過ごす時間は幸せで楽しい時間だけにしたい。 いつでもニコニコしていたい。 一
作品名「個展」 ご覧頂きありがとうございました。 完成度はあまり高くなかったかも知れませんが、色々とやりたかった事が試せて面白かったです。 皆様は、分からないものを、分からないままにする力をどれほど持っているでしょうか? 分からない事は使い捨てされないためには必要だと考えているます 今、この瞬間が面白いだけのものが溢れる場所に、若干の嫌気がさしているのです。私はつまらない人間ですが、量産されない楽しみの良さを知っています。 そんな量産されない楽しみが増えていけばいい
誕生日プレゼントとして描いた。ホーム画面サイズになっている。 雲の合間から見えるのは月か太陽か。 急にどこか遠くに行きたくなる事がある、小学生の時に合唱した歌詞に 「ジープに乗って行けるような地平線よりずっと先、虹のアーチの奥の奥。遠くに行ってみたいんだ。」 というのがあったのを今でも思い出す。
上から、『夏・春』『秋』『冬』 季節によってさまざまに変わる景色は、人間が作るどんなものよりも美しいと考える。人間の作った生活を続けていると、そこから段々と遠ざかっていくような気がする。
聖書という大ベストセラー本をご存知だろうか? キリスト教、ユダヤ教で正典であり、イスラム教でも教典である書物である。 この聖書のマルコによる福音書第6章14節から29節、ルカによる福音書9章7節から9節に出てくる、ヘロデアの娘サロメがいる。 サロメはヘロデ王とヘロデアの娘である。 ヘロデアは元々ヘロデ王の兄弟の妻であったが、ヘロデ王に娶られる。 その際、洗礼者ヨハネが、その結婚が立法に反している事を指摘したため、ヘロデアに恨まれ投獄されてしまう。しかし、ヘロデ王は洗礼者
皆さんはどの季節が一番好きですか?私は秋が一番好きです。 秋が好きなんですよ。
内面を外見から簡単に見分けることは出来ない。外見に出すことが出来ても、それを見て取るというのは難しい。 自画像は自我像であれ。 皆さんのコンプレックスはなんですか? 私のコンプレックスは人間である事です。人間って気持ち悪いので嫌いです。ですが、強い悲しみや苦しみを伴うものでは無いので、そのままにしています。