土曜日「ひとからの言葉」
こんなテーマを自分で決めておいて、何を書こうかなやむ。
今まで生きてきて、良い意味で自分に刺さった言葉って、ずっと覚えているものだなぁと思う。
たとえばわたしは人並みに本を読むことが好きなのだけれど、それをずっと支えている、ある言葉がある。折に触れ思い出すその言葉について今日は書こうかな。
少し話はそれるが、わたしは手紙が好きだ。別の日に1テーマとして書こうと思っているくらい、手紙が好きだ。
「お手紙ボックス」なるものがあって、中学に入ってからの手紙はそこに保管しているのだけれど、さっき計ったら2キロあってびっくりした。
その中で、中1になったばかりのときにもらった、小学校6年生の時の担任の先生からの手紙に書いてあったのが、
読書を通して、一人分の人生では味わえないたくさんのことを追体験することができるので、ぜひ大切に続けてくださいね。
という言葉だった。たぶんわたしが最近読んだ本のことを書いて、そのお返事としての手紙だったのだと思う。
そう、本を読むってそういうことだよね。
大学生になって、読みたい本より課題の本を読むことが増えて、本を読むことが苦痛に感じてしまうこともあるけれど、わたしが一生かけてもできない経験、研究できない学問、それらを誰かが代わりに言葉にしてくれて、それをわたしたちは読むことができる。そんな幸せなことってあるだろうか(いや、ない)。
結局本の話になってしまった。笑