4/6 ささみの筋取りのコツ
先週末に出かけた店内が寒いスーパーは、いつも行くスーパーよりお肉が全体的に安くて、いろんなお肉を買い込んで帰ってきた。豚コマのメガパックを日々消費しつつ、手早く済ませたい日に鶏そぼろをつくり。とやっていたら、鶏ささみのメガパックを買ってきていたのを、昨日まですっかり忘れていた。
鶏ささみ。あっさりしていておいしい。近くにある焼き鳥屋さんの『ささみ さび焼き』は、やわらかーいささみに、わさびがちょんちょんちょんっとのっていて、ささみ一切れ分を串から直接口で引っこ抜いて食べると、わさびのつーんが鼻と目頭に抜けつつ、口の中はわさびの辛みとささみのやわらかくあっさりしたお肉の繊維がいっしょになって、「大人の味! 大人のおいしさ~!」と毎回感激する代物だ。話逸れた。し、焼き鳥屋さん行きたくなってきた。
気を取り直して。鶏ささみ、好きなのだけれど、どうにも取り扱いが下手で困っていた。筋がいつも上手に取れなくて。「筋取りに挑戦しよう!」と、普通のささみを買ってきては、包丁、キッチンバサミ、フォークに割りばしと、筋取りの方法をいろいろ試してみたのだけれど、どうにもうまくいかず。苦労して筋を取った挙句ボロボロになったささみや、どうにも筋がとれていないささみを食べたりして。「わたしには筋取りの才能がない」とあきらめて、その後数回は筋取り済みのささみを買ってきて。そのうちに「もう一度筋取り、挑戦してみよう!」と普通のささみを買ってきて。失敗して。の、ループを繰り返していたのだけれど。
昨日、ついに! ささみの筋取りを完璧にマスターした。いろんな方法を試しては失敗していたわたしでもできたささみの筋取り方法、それは『フォーク+キッチンペーパー』だった。
小さめのフォークのまたのところに筋の先をはさみ、その出ている筋の短い端っこをキッチンペーパーで持ち、フォークを左手で持ちつつ、右手で持った筋をフォークのまたから抜けないように引っ張る! これで、引っ張る方向と力を調整すれば、筋がするするっと抜ける。ささみ10本、全部きれいに取れた。
キッチンペーパーで筋の端っこを持って引っ張るのがコツで。今まで試した方法だと、どうしても筋が滑って逃げていたのが、キッチンペーパーのおかげでしっかり力をかけて筋を引っ張れたのが勝因だ。
そんなわけで、ささみの筋取りをマスターした。レベルアップ。今後は筋取り済みじゃない、普通のささみを買えるぞ。ちなみにささみは、半分はオリーブオイルとマジックソルトで焼いてハニーマスタードをつけて食べた。残りの半分は、初めて挑戦したサラダチキン(保存用)をつくってみたけれど、まだ試食していない。どんな出来かな。楽しみだ。