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本屋を散歩する。〜無意識の自分を発見〜
本屋に行くのが好きだ。本を買うこともあるけど、ほとんど散歩のように、広い店内をぐるぐる歩き回って帰ることの方が多い。
どんなに体が疲れていても、本屋に寄るだけの気力は湧いてくる。チョロリと見るだけの日もあれば、じっくりと練り歩き、立ち読みして帰る日もある。
それは、その時の気分。
読んではいないけど(読んだのもあるけど)、最近気になった本を挙げてみる。
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【台所で考えた/若竹千佐子】
63歳で作家デビュー!という衝撃が、この本に惹かれた理由。パラパラとめくってみると、優しい文体で書かれたエッセイ。作家になるまでの経緯が気になる!
【ひげが ながすぎる ねこ/北澤平祐】
子どもと関わる仕事をしていると、ついつい絵本コーナーにも足を運んでしまう。海外ちっくなグリーンの表紙に思わず目を惹かれて。本当に長いヒゲに笑ってしまった(笑)実は立ち読み済み。インパクトとは裏腹に、ハートフルな一冊。
【生きのびるための事務/坂口恭平】
noteの記事を読んで気になっていた一冊。本屋を3軒ほど回って、ようやく見つけた。「在宅ワークできないかな〜」と思っていたので、気になったんだと思う。「ピカソって絵を書いてただけじゃないのかぁ」と、現実を叩きつけられて少しショックなような(笑)まだ読むタイミングではなさそう。
【ネコ学/クレア・べサント】
愛猫と同じ、ハチワレの猫ちゃんがドーンと。惹かれないわけがない。猫関連の本は、ブーム冷め止まぬ勢いでたくさん出てるけど、いちいち全部気になってしまう(笑)
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こうしてみると、意外と偏っている。面白いなぁと思うのは、ほとんど全てのジャンルを渡り歩いているにも関わらず、やはり自分のやりたいことや、好きなものが明確に表れているということ。
また、エッセイや猫が好きで選んでいるが、頭の片隅では、実は仕事のことを考えている…ということが判明。(選んでいる時は意識してないのがポイント。)ただ本屋を歩いているだけなのに、お手軽な自己分析ができてしまうものである。
そうでなくても、見ているだけでウキウキしている自分を実感できるこの空間は、私にとってすこぶる居心地が良い。