
質なのか?量なのか?
「その人しだい」ということは頭ではわかっているものの、ふと立ち止まると一体どっちなんだろう?と考えてしまうこのテーマ。
大学受験での失敗を一生ひきずるであろう私は、そのときのリベンジも心に誓って今回勉強に取り組んできました。
でも、現実は厳しかった。。。願いは叶わず、いわゆるペーパーテストではない方の進路に進むことになりました。
凡人は、いつまでたっても凡人だった。
なんとなくそんな雰囲気を事前に感じていたので量で押し切る作戦を展開しようとしたものの、蓋を開けてみれば全然時間が足りなかったんですよね。
私は、1次試験合格見込みが分かった8月から9月、10月と約3か月弱で285時間を費やしたけれど合格者の水準には到底及ばなかった、というのが現実です。
じゃあ、質にこだわればよかったのかと言われれば、一体何が質なのかいまだに分からない。勉強の質や楽しさを求める考え方もありますが、きっとそれは圧倒的な量の先にあるのではないか?
中小企業診断士試験において、少なくとも私が生存していた世界線には勉強の「質」も「楽しさ」も存在しなかった。
でも、自分が設定してしまった目標に向かって「量」と「苦しみ」で溺れそうな毎日の中でも、どうにかこうにか息継ぎをして少しでも前進しているような気になってしまうところが、勉強の魅力なのかもしれませんね。
遅々として前には進まないけれど、後退はしない。
だから、勉強はやめられない。
これからも一生、何かを学んで、苦しんで、時間を溶かしていくだろうけれど、それが病みつきになるほどの何かであることがこの年ではっきりしたことは、私の残り半分の人生を生きるための大きな経験になりました。
あっでもね。。。
リスキリングとかそんな括りにしたら怒っちゃうぞ!
自発的に溺れるのが好きなだけだぞ!
勉強はライフワークだぞ!
4月からの大学院でめっちゃ勉強するぞ!
おしまい(笑)。