[テキスト編集版] Tokyo TRANSLATION MATTERS AT19:00 戯曲翻訳(の話)をしよう 1st session 「ポルノとロックとサイモン・スティーヴンス」
出演■小田島創志 髙田 曜子 広田 敦郎
司会進行■小川絵梨子
会場■すみだパーク SASAYA CAFÉ
TRANSLATION MATTERS
https://translation-matters.or.jp/index.html
§1 誰の作品も崇敬しないで!
§2 二つの翻訳『ポルノグラフィ』
§3 これからの10年とストーリーの可能性
§4 サイモンが稽古場に届けた言葉
§5 コラボラティブであること 信頼すること
◎2021年10月23日に実施されたトークイベントの抜粋記事になります
◎記事は完全な文字起こし(全網羅したもの)ではありません
(テーマ作家)
サイモン・スティーヴンス/Simon Stephens
英国人 劇作家
1971年2月6日、マンチェスター近郊ストックポート生まれ。ヨーク大学在学中に劇作家を志す。1997年『Bring Me Sunshine』で劇作家デビュー。2000〜2005年ロイヤルコートシアター文芸部在籍。2009〜2018年リリックハマースミス劇場アーティスティックアソシエイト。『広い世界のほとりに』(2005)で第37回ローレンスオリヴィエ最優秀新作作品賞。『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(2012)で第69回トニー賞プレイ部門最優秀作品賞。英国をリードする劇作家であるにとどまらず、その作品はドイツをはじめ世界各国で広く上演されている。『FORTUNE』は日本初演。2021年はKAATリーディング公演『ポルノグラフィ』、PARCO公演『Birdland』上演。
(出演)
小田島創志(翻訳『ポルノグラフィ』)
髙田 曜子(翻訳『Birdland』)
広田 敦郎(翻訳『ポルノグラフィ』『FORTUNE』『広い世界のほとりに』など)
(司会進行)
小川絵梨子
(主催)
木内宏昌
木内)19:00になりましたので始めます。
今夜の主催の木内です。
たくさんの方のご来場をいただきまして
心より感謝申し上げます。
コロナ禍が始まってすぐのころ、
そちら(ステージ)にいる広田さんの
呼びかけで戯曲翻訳者が集まって
勉強会を始めました。
それを何度か重ねるうちに、
もっと広く分かち合いたいというか、
アウトプットすべきことがあるぞと
気づきまして、
今月から3回のシリーズで、
戯曲翻訳者によるトークセッションを
企画しました。
(出演各氏の紹介:略)
それではそちらの席にいらっしゃる
みなさんにお願いします。
小川)あらためまして、
この手作りの会に皆さん
お越しくださいましてありがとうございます。
今夜はサイモン・スティーヴンスという
作家の話を中心に戯曲翻訳の話を
深めてゆけたらと思います。
じつは、サイモンさんから直々に
この会のためにメッセージが届いていますので、
まずはそれをご覧いただいた後で
サイモンさんのお人なりをご紹介します。
§1 誰の作品も崇敬しないで
プロジェクター映像 インタビュー録画
日本のサイモン・スティーヴンス ファンと
演劇人へ向けてメッセージを!
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