「不健康になっても誰にも迷惑かけない」は本当か 2
昨日の続きです。
ダメ亭主がもし「健康を害しても家族に迷惑をかけない」「誰にも迷惑をかけない」と思っていて
奥さんの忠告も無視し続けて不摂生な生活を繰り返した結果に
病気になったとしたら。
ダメ亭主は誰にも迷惑をかけずに済むか?
(ダメ亭主と奥さんという設定は僕の脚色です)
ということを昨日は書いていました。
人は健康を害したら周りに迷惑をかけるものだということを妻が言っていて、そうだなと思ったのですが、今日はそこについて書き加えます。
家計を支えている収入のある人が病気になったら
当然、そこから収入が無くなる。
働けなくなったら、どうやってその人は食べていくのか。
養われている家族はどうやって食べていくのか。
貯金が使っても使ってもなくならないほど持っている人なら周りに迷惑をかけることはないでしょうが、一般の家庭ではそうはいかない。
奥さんだったり、家族のだれかが生活費の面倒をみなければならなくなる。
これは経済、お金の面。
また、もし動けなくなったら、身の周りの世話を家族がしなければならなくなる。
面倒を見る人はやりたいことを我慢して病気になった人の看病をすることになる。
さらに病気が風邪などだったら周りに移すリスクを伴い、
看病してくれる人を危険にさらして、まして病気にさせたら恩を仇で返す結果にさえしうる。
その病気が数日~数週間とか、短期間で快復したらいいが1年など長期になったら。僕らはだんだん歳を重ねればけがも病気も治りにくくなる。
「病気になっても誰にも迷惑はかけないよ!」と言っているのは
一人で生きている気になっている人であり、
多くの人は誤解しているものだ。
人は一人で生きているのではない。
健康を害して病気になったら、多かれ少なかれ周りの人に結構な(=大きな)迷惑をかけるのだ。
病気になっていいことなど何一つない。
本人は苦しいし周りも苦しいのだから。
もし万が一病気でいいことがあるとしたら、できないことやらないことを病気のせいにできる、ことくらいかもしれないがのちにもっと早く治しておけばよかったと後悔するに違いない。
以前 生きていれば周りに迷惑をかけることがある、ということをnoteの記事で書いたが、病気で迷惑をかけることとは種類が違う。
不健康(病気)になったら周りに多大な迷惑をかけるのだから、
不健康にならないよう、または健康になるよう普段から摂生に努めることが重要である、と僕は思います。
妻の言っていることに納得して僕も摂生につとめます。
今日もお読みいただきありがとうございました。