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【プラントベース】-植物由来の可能性-

数年前からよく耳にするようになった『プラントベース』と言う言葉。
おそらく一度は聞いた事があるだろう。

最近では、スーパーや飲食店、カフェでも取り扱っている事が多くなってきている。

プラントベース食品とは、動物性原材料ではなく、 植物由来の原材料を使用した食品の事を指す。これまでに、大豆や小麦などから、「肉・卵・ミルク・バター・チーズ」などの代替となる加工食品が製造・販売されており、畜産物や水産物に似せて作られていることが特徴。

参照:消費者庁「プラントベース食品関連情報」

この話をするにあたって少なからず関連してくるのが、『ビーガン』『ベジタリアン』という言葉。
もし、何が違うのか分からなければ、こちらも確認してみてほしい。

世の中には多くのプラントベース食品が出てきている。
私もよく食す事がある。
技術の進化もあり、さらに美味しく、さらに幅広い食品が出てくることを楽しみにしている。

一見、新しい食のスタイルとも思えるが、意外にも古くからある日本の精進料理と繋がった考え方でもある。

精進料理とは、仏教の戒や煩悩への刺激を避けることを主眼として調理された料理。使用禁止されている食材が大きく分けて2つあり、1つは肉・魚・卵等の動物性の食材、もう1つは煩悩を刺激する五葷(ごくん)と呼ばれるニラ・ニンニク・ネギ等のネギ属などに分類される野菜である。ただし、五葷の扱いは時代や地域によって異なる。

参照:Wikipedia

精進料理では、野菜や豆といった植物性食材を中心に使い、プラントベース食品では、植物由来の材料を使っている。
またどちらも、限られた食材の中で、新しい食品や調理方法を編み出しているという点においても似ている部分がある。

古き良き料理が、近年では『プラントベース』という言葉で注目されている。まだ食べた事がない方は、一度食べてみるのも良いかもしれない。

たかが代替品、されど代替品

口に合わない人もいるかもしれない。
「たかが代替品」で終わる人もいるかもしれない。
それでも、どんな味なのか。食感なのか。どこまで本物と近いのか。
経験してみてほしい。

意外と美味しい!ってなるかも・・・?


それでは、

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