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幼児期に最適!「図鑑NEO」で広がる子供の好奇心と学びの世界

こんにちは!「たけを」です!
前回のブログでは「サバイバルシリーズ」についてお話ししましたが、今回はその前段階の話をしたいと思います。我が家の8歳の娘と6歳の息子が自然や生き物に興味を持つようになったきっかけ。それは、小学館の図鑑NEOシリーズの「きのこ」でした。

娘が4歳、息子が2歳のときにこの図鑑を手にして以来、子供たちは身の回りの自然や公園での発見に目を輝かせるようになりました。その後、学習漫画やフィールドワークを楽しむ基盤となる好奇心がどのように育まれたのか、具体的なエピソードとともにお話ししたいと思います。

1. 図鑑NEO「きのこ」がもたらした最初の興味

娘が4歳、息子が2歳のときに、初めて買い与えた小学館の図鑑NEO「きのこ」は、子供たちの生き物や自然への興味を引き出すきっかけになりました。

「このきのこ、どこに生えてるの?」と娘が絵を見ながら質問してきたり、息子が「赤いきのこ、かわいいね!」と興奮して指を差したりと、図鑑を通じて自然界への関心が芽生えていく姿がとても印象的でした。

子供たちは特に色鮮やかなきのこに興味を示し、毒きのこに似た派手な見た目のものに強く引き付けられることが多かったです。実際に、子供は目を引く色彩に対して興味を持つ傾向があるという研究があり、鮮やかな色や独特な形が危険性を警告するための自然界のサインであることを後から知り、「なるほど」と思わされました。

散歩中や公園で道端に生えているきのこを見つけると、娘と息子は決まって、「あれは毒きのこかな?」と話し始めます。さらに図鑑で学んだ「カエンタケ」の存在を思い出して、「あの赤くて細いの、カエンタケじゃない?」と興奮気味に話してくれることもありました。ちなみに、カエンタケは触ったら毒が回るといわれているのですが、触った後の手で目や鼻、傷などの粘膜や触ったり、指でキノコ自体を擦りつぶすなどをせず、軍手の上からなでるぐらいなら大丈夫なようです。(とはいっても家族全員怖くて触ったことはありませんし、触るときは専門家の方が一緒の時に判断を仰いいでいただくことをお勧めはします。)

こうした会話を通じて、図鑑で得た知識がただの情報で終わらず、実際の体験や観察を通じて「学び」に変わる瞬間を感じることができました。また、「このきのこを触ったら危険だから触っちゃダメ」といった親からの注意も、図鑑を見ながら説明することで、子供たちにも納得感を持って伝えることができました。

図鑑NEO「きのこ」は、親子で自然について話し合う良いきっかけを作り出し、子供たちの「知りたい」という気持ちをさらに引き出してくれる一冊となりました。こうして生まれた自然への興味が、後の学びや体験につながっていったのです。

2. 学習漫画への前段階としての図鑑の役割

サバイバルシリーズのようなストーリー性のある学習漫画は、子供たちにとって非常に魅力的ですが、物語を文字で理解しながら読み進める必要があるため、保育園児の頃にはまだ集中力や理解力の面でハードルがありました。

一方で、この年代の子供たちは、Eテレやディズニー、ドラえもん、ポケモンのようなかわいいキャラクターを好む傾向が強く、図鑑のように視覚に訴える本の方がスムーズに興味を持つことができたのです。

3. 幼児期に図鑑がぴったりな理由

【視覚的に楽しめる内容】
図鑑NEOの最大の魅力は、写真やイラストが豊富で、文字が読めない幼児でも楽しめる点です。特に「きのこ」の図鑑では、色とりどりのきのこの写真が多く、子供たちの目を引きました。「このきのこ、絵本に出てきたやつかな?」と他の本や映像とつながることもありました。

【親がサポートしやすい工夫】
幼児にとって図鑑の文字情報は難しいこともあります。我が家では、時間を見つけて親が読み聞かせをしたり、わかりやすく説明することを心がけていました。また、小学館の図鑑NEOに付属している「ドラえもんが解説する特典DVD」が大活躍。共働きで忙しい日も多い中、このDVDは子供たちが自然に知識を吸収する助けとなりました。

4. 図鑑から学びを広げるためのポイント

子供たちが図鑑を通じて興味を広げられるように、我が家ではいくつかの工夫をしてきました。

【テーマを広げる】
最初に手に取った「きのこ」の図鑑をきっかけに、次は「昆虫」や「動物」の図鑑を揃え、子供たちの興味の幅を広げていきました。例えば、「きのこを食べる生き物ってどんな動物かな?」という疑問が生まれると、「動物」の図鑑を一緒に調べるといった形で、テーマが自然とつながっていきます。

【実物を観察する機会を作る】
図鑑に載っている生き物や植物を実際に観察するため、公園や散歩中に「見たいきのこ探し」をテーマにしたフィールドワークを取り入れました。「この花、図鑑で見たやつだ!」と気づいたときの子供たちの嬉しそうな顔や、「このきのこ、湿った広葉樹のそばにあるって書いてあったよ!」と考えながら探す姿が印象的でした。

また、図鑑で得た知識を実際に試す絶好の機会として、地域で開催されるきのこ観察会にも参加しました。神奈川県内では、「県立21世紀の森」や「足柄森林公園 丸太の森」で6月の梅雨の時期や9月といった、きのこが生えやすい季節に観察会が行われています。

観察会では、専門家から直接教えてもらえるだけでなく、参加者全員で協力して珍しいきのこを探す活動が楽しめます。息子と娘も「絶対に見つけたい!」という気持ちから集中して観察し、発見できたときの喜びは格別でした。こうした経験が、図鑑で学んだ知識を現場での実践に結びつけてくれるのを感じました。

【親子で楽しむ時間を作る】
「これ、どんなことが書いてあるのかな?」と一緒にページをめくりながら話す時間は、親子のコミュニケーションを深める良い機会になりました。子供たちが発見したことを私に教えてくれる場面も増え、「それは知らなかった!」と親も一緒に学べるのが楽しいポイントです。

5. まとめ

小学館の図鑑NEOは、子供たちが自然や生き物に興味を持つきっかけとなり、後に学習漫画やフィールドワークへとつながる大切な橋渡しとなりました。幼児期には、視覚的に楽しめる内容が特に効果的で、親のサポートや付属DVDといったツールが、子供たちの学びを後押ししてくれました。

また、図鑑で得た知識をフィールドワークや観察会を通じて体験に変えることで、知識が深まり、子供たちの興味はさらに広がりました。特に公園での自然観察やきのこ観察会のような実践的な活動は、学びの定着だけでなく、親子の絆を深める貴重な時間となりました。

これからも、図鑑や本を通じて子供たちの好奇心を育て、学びの幅を広げる方法を模索していきたいと思います。図鑑を開き、家族で自然や生き物について話し合う時間を持つことで、学びはさらに楽しく、深いものになるはずです。

ぜひ、皆さんもお子さんと一緒に図鑑を片手に、出かけてみてください!

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