街のサンドイッチマンには、なれないかな。企業Tシャツ。
(Tシャツのおはなし。その3)
街のサンドイッチマン/企業Tシャツ。
それを着て街を歩けば「無料サンドイッチマン」。村上春樹さんが
そう表現する企業の販促Tシャツ。企業のロゴやメッセージ、スローガン、
社名などがデザインされたTシャツです。販促物として、今も昔もたくさんつくら
れていますし、ユニクロも企業Tシャツという一つのカテゴリーを作って、
売っていますね。というわけで、無料サンドイッチマンの姿が
たくさん見られます。村上春樹さんは、この企業Tシャツ、けっこう好きなジャン
ルだそうです。私の場合、これが苦手というか、
着用しにくいジャンルのTシャツ。仕事柄、いろんな企業さんのお世話になってる
わけで、ライバル会社のTシャツを着るのは抵抗あるし、
お世話になっている(過去にお世話になった)企業のTシャツを着るのも、
なんか媚びを売ってるみたいで、イヤなんです。
広告クリエィターの中には、担当した商品は絶対買わない、なんていう人も
たくさんいるんですが、私はその逆。ほとんどの場合、その商品に
惚れ込んでしまって買ってしまう。(もちろん応援したい意味もあるんですが)。
でも、Tシャツはダメですね。販促物としていただいても着用しません。
それに、フレーズも気になりますね。誰かが考えたコピーなわけで、
商品名もコピーライターの仕事のひとつなわけだしw
例外は、アパレル・ファッション・スポーツブランド。
Tシャツそのものが商品なわけだから意味が違う。いろいろ持ってます。
唯一のサンドイッチマンTシャツ↓