【ランニング】サブ3を目指すための脚づくりが完了した状態の定義を考える


はじめに

マラソンである程度のレベルを狙って走られる方は
「脚づくり」が必要と言われております。
もちろん「脚づくり」が重要なことは
私自身も大賛成です。
ただ、そもそもで「脚づくり」ができた状態
というものがいまいち不明の為
改めて検討いたしました。

脚づくりが必要な理由

脚づくりが必要な理由として
私が把握できているものとして
大きくは3つあると考えております。

①ポイント練習に対する耐性

「ポイント練習」をこなしても
怪我をしないだけの耐性を
身に着けることだと考えております。
私自身の経験から言っても
走りなれていない状態から
スピード練習を入れた際に
怪我をした経験があるので
この耐性づくりは必要だと思います。

②長距離を走ることに対する耐性

これは脚だけでなく
心肺にかかわることでもありますが、
そもそもでゆっくりでも
長距離を走れるようになっていないと、
速いペースで長距離を走ることは
不可能であると思います。
その為ゆっくりでも長距離を
走ることに対する脚および心肺に
耐性を作ることが重要だと考えております。

③走技術の向上

速く走っているときに
ランニングフォームを意識することは
私の場合ほぼ不可能でした。
したがって、私の場合ゆっくり走りながら
接地や姿勢などを意識することで
速く走った際も負担が少ない
状態を作り上げることが
脚づくりに含まれていると考えております。

「脚づくり」が完了した状態とは?

上記についてはある程度
詳しい書籍などを読むと書いてありますが
「脚づくり」ができたという定義については
私が読んだどの本にも書かれておりませんでした。
それもそうで、「脚づくり」が完了した状態については
能力、目指す目標、それまでの練習内容や運動経験など
個人に依存する為です。
まずは、私自身の生涯目標であるフルマラソン「サブ3」を
念頭にして考えていきたいと思います。

サブ3を達成するために必要なポイント練習の量

現状私のMペースが5:15秒程度の為
これを底上げする必要があります。
Mペースを底上げするためには
VO2MAX、LT値、ランニングエコノミーの向上の3点を
行う必要があります。
仮にそれぞれへの刺激を2か月間取るとして
合計で6か月必要となります。
3月のフルマラソンで達成するためには
ランニングエコノミーの向上を9-10月、
VO2MAXの向上を11-12月、
LT値の向上を1-2月で行っていくのが
良いのではないかと検討いたしました。

ポイント練習の内容と走行距離

ポイント練習の内容と走行距離については
以下の通り検討いたしました。

①ランニングエコノミーの向上

主にレペ(400m×10本)を週2回
=週合計8km
=4km/回

②VO2MAXの向上

インターバル走(1km×5本)を週2回
=週合計10km
=5km/回

③LT値の向上

LT走(Tペース20分)を週2回
=週合計10km(Tペースを4:00/kmと仮定)
=5km/回

ポイント練習の距離から必要な週間走行距離を逆算

ダニエルズ様の書籍から、
必要な週間走行距離を逆算すると
それぞれ以下の通りとなりました。

①レペテーション

1回あたりの練習は週間走行距離の5%
この計算に当てはめると
週間走行距離は4km÷5%=80kmとなりました。

②インターバル走

1回あたりの練習は週間走行距離の8%
この計算に当てはめると
週間走行距離は5km÷8%=62.5kmとなりました。

③LT走

上限は20分の為距離は記載ありませんでした。

この中で週間走行距離が
一番多いものが80kmの為
週間走行距離を80km走れるようになったら
「脚づくり」ができた状態

考えていいのではないかと思いました。

週間走行距離80kmまでの計画

仮に週5走るとして
週間走行距離80kmまでは
一日当たり16km必要となります。
平日は仕事で時間の確保が難しい為、
以下の通り検討いたしました。

月:休養
火:13km
水:13km
木:休養
金:13km
土:21km
日:20km

怪我をせずこの走行距離を達成する為に
徐々に距離を延ばしていきます。
8月末時点で上記の距離が走れるように
なっていれば良い為、

7月は
月:休養
火:11km
水:11km
木:休養
金:11km
土:19km
日:17km

6月は
月:休養
火:9km
水:9km
木:休養
金:9km
土:17km
日:15km

といった感じでジョグのみで
距離を延ばしていきます。

おわりに

生涯目標の「サブ3」に対しては
まだまだ遠い状態ではありますが
ひとまず「週間走行距離80km」を
目指すのが良いのではないかという
結論になりました。
もちろん、ただ走ればいいわけでは
無いかと思いますが、
第一段階の目標としては良さそうなので
ひとまず目指していきたいと思います。


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