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今年の食事記録の振り返り
9月例会の記事が盛りだくさん過ぎたので…食事記録だけ切り離して紹介します。
私たちの食事記録
私たちは5月の連続3日間、何をどれだけ食べたかを記録して、栄養計算をしています。食べた食品を図って、栄養計算ソフトに入力。「わ~面倒くさそう」という声が聞こえてきそうですが、食事記録は年に一度の健康診断。365日のうちの3日間、ちょっとがんばって記録をします。
仕事や子育てで忙しいよ~という会員さんには、毎食写真撮るだけでOKとしています。毎年の継続することで、食べ方を見つめ続けることが家族の健康の第一歩です。
記録は食グループが一人一人のカルテ(!)を丁寧に見て、秋に考察を出します。
毎日の食事のために--食べ方の提案2022
今年の食グループからの提案は、2つ
・ご飯(穀類)をもっと食べよう!
(ご飯をたべるといいこと)
1.献立全体の栄養バランスが整う
2.腹持ちがよい(おやつが減る)
3.味噌、納豆など発酵食品を食べる機会が多い
4.腸内環境を整える
・○青菜→切り干し→豆→ゴマ→ひじき→人参→青魚 と憶えて毎日の献立に取り入れよう
でした。
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今年の食事記録から
5月に実施した食事記録について食グループから考察の発表がありました。
年代別の考察
20~50代
・「ご飯を食べましょう」と食事記録の前の呼びかけに素直に応えた結果が出ていた。
・健康を気遣っている記録が多く見られて、継続あってのことと感じた。
60~70代
・とても高い意識をもって食事記録に臨んだことが読み取れた。
・3日間の食事記録の途中で栄養計算をし、不足な食品を3日目に食べたという方がいた。栄養計算してみて分かることがあるので、この方法はいいと思う。
・60代以降は常備菜が増えていて、整った献立が多く見られた。
・目安の量を食べられないという傾向は70才代から増加。全体の食品の目安の量のバランスをできるだけ保つように考えられたら良い。
80才~102才
・80才以上の方々は長年食事記録を継続されていて、健康を保つ手立てを熟知。
・健康寿命を延ばすために、先輩の食生活を見習っていきたい。
全体
・普通牛乳だけを飲んでいる会員が多かった。脂質と飽和脂肪酸のことを考えて、普通牛乳と低脂肪乳を半々に摂りましょう。
・手間の貯金で常備菜作りを。「青菜・切干・豆・ゴマ・ひじき・人参・青魚」これらを使った常備菜をどれか一つは毎日摂る。
・楽しい食卓には見た目も大事。盛り付けも丁寧に。
・n-3の過剰摂取に注意!青魚を中心にバランスのよい食事を。
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丁寧な暮らしの一歩として、まずは日々の食事を見直してみませんか。朝食、ランチ、晩ご飯…取り組みやすいところからトライしましょう!