トゥルーマンショー
皆さんお疲れ様です。ARASKAです。
39度の熱が出てしまい昨日更新出来なかったので、今日は2回更新です。
今回の記事のタイトルも映画のタイトルなのですが、何本映画を見たら気が済むんだ。黙って寝ていれば風邪も治るだろうに。という罵詈雑言が飛んできそうで怖いです。私自身1日で治っていることに驚いていますよ。
というわけで熱にうなされながら2本目の映画を見たのですが、今回はトゥルーマンショーです。
監視カメラや車載カメラってどう思いますか?もちろん犯罪の証拠になったり、事故の時に少しでも有利に働いたりまたその逆の可能性もあります。とはいえ悪いことは悪いのですから、全ての悪事が捉えられた方がいいに越した事はないと思うのです。
カメラというのは、そういうリアルを映すものだけじゃなくて、ドラマや映画などのように虚構をリアルに見せたり、はたまたリアルから遠ざけてみたりするフィクションもあります。俳優の方々はそのようなカメラから撮られる為に日々役を積んでいる訳ですが、その人達が監視カメラに映りたいかと言えばそうでもないでしょう。
パトカーとすれ違うと何もしていないのに悪いことをした気持ちになったり、監視カメラがあると、私は何も悪いことはしてないと証明したくなったりするように、悪事の抑止力は日常の平穏を少しだけ不安にさせたりもすると思います。
トゥルーマンショーはそういうことを考えさせられるような映画で、ジムキャリーのちょっと抜けている感じの演技がたまらなくリアルなのも、この映画を際立たせているのです。
最近では、世界の面白映像みたいなTV番組も、明らかに監視カメラの映像だったりするものもあり、そこに映った人も撮られたくて撮られてるわけじゃないのに、なんか面白いからというだけで晒されてしまうのです。
なので私はあえて監視カメラはしっかりと見るようにしています。というのも、監視カメラは相手から見えないけども自分からは見えるという状況が視聴者を優位に立たせると思うのですが、カメラ越しにじっと見られてしまっては少しは怖いと思うはずです。
そうやって監視カメラの映像を使うのは、誰かが悪事を働いた時又は未然に防ぎたい時か、確実に出演の許可を本人から取れている場合のみに限定して欲しいのです。
あまり明らかな監視カメラの映像が好きではないので、トゥルーマンショーではエンターテインメントとして成立して感動的な作品なのですが、それは監督と台本と俳優とスタッフがあってのことです。俳優でもない素人を映して笑い者にするこの世の中を少し気持ち悪く思います。
だからラストは本当に感動できるのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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