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車輪の下で
皆さんお疲れ様です。ARASKAです。
今日も息子から目が離せない且つ暴れまくるので、目の届く範囲で読書を始めました。たぶん中断しまくることになるので、電子書籍で最近少しずつ読み進めていたものを読もうかなとソファーに腰を下ろしました。
じいじの協力もあり、大惨事どころかヒヤっとするようなことも起こらず、こんな構えている日に限って何もしないんだなと、上手に裏切る息子には感心しかしません。
今回読んだ本は「車輪の下で」という本で、ヘッセという人が書いた本を和訳したものです。和訳は、ただでさえ難解な文章かもしれないものを和訳し、その難解な文をさらに分かりやすいものにしてあるため、ストーリーの常識とされるものとのズレもウィットに富んだ表現も、読んだそばから理解して面白いと思えます。
まだ読み終わってはないのですが、あまりに真理をついているというか、そういうものなのだけれどそういうものじゃないという警句や、教育と社会の関係とその中にいる我々の置かれている状況のヤバさが一人の少年によって見出されています。恐ろしいことや真理を子供に語らせると、その嘘偽りの無さと無垢さが大人をハッとさせます。
こんな暑い日に肝を冷やされるような本でした。
まだ読み終わってはいないんですが。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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