ATEM Mini ProとLiveShell Xの組合せでもマルチビューを活用できるデバイス「ATEM Streaming Bridge」
ATEM Mini Proだけでもライブ配信はできるのですが、たまにLiveShell Xと組み合わせたくなる時があります。言うまでもなく、同時に2サービスへ配信したい時ですね。
しかし、ただ組み合わせてしまうと一つ悩みが発生します。それはATEM Mini Proのマルチビューが使えなくなること。残念ながらUSB-Cポートからの出力はプログラム映像のみのため、HDMIポートをLiveShell Xに使うとマルチビューは諦めなくてはいけません。
話題の新製品「ATEM Mini Extreme」を導入すればこの悩みも解決ですが、できればATEM Mini Proのサイズでクリアしたいですね...。そんな時に役立つのが「ATEM Streaming Bridge」です。
このコンバーターを使うと、ATEM Mini ProのLAN端子をHDMIへ変換することができます。これでHDMIポートが空くので、モニターが空くのでマルチビューを利用することができます。
この機材自体の詳細なレビューは既に多く出ているので控えますが、使ってみると非常にシンプルで使いやすかったです。LANケーブルを接続して少し待てば、自動的にATEM Mini Proの配信先がStreaming Bridgeになります。あとは配信を開始すれば、HDMIに映像が流れる寸法です。
多少映像の劣化とかあるのかと思っていたのですが、全く気にならないレベルでした。モニターを見ているとATEM Mini Proからは25Mbpsくらいで出力されていて、これなら安心ですね。
そんなStreaming Bridgeの唯一の欠点はお値段でしょうか。約3万円ほどのコストがかかります。う〜ん、ちょっとお高いですねぇ。。
なので、今回は機材レンタルを活用しました。Panda Studioさんなら一日2,000円ほどで借りることができます。組み合わせの頻度が少ないのなら、これで十分ですね。
ということで、コチラがテスト配信の様子です。この配信から中々Streaming Bridgeの良さは伝わらないかとは思いますが、ご参考になればと思います!
ライブ配信を広めるために活動中!
「ライブ配信で機会格差をなくす」をミッションに、誰でもライブ配信ができる世界を目指して、日々の配信で得たノウハウを発信しています。note・YouTube・Twitterで発信していますので、ぜひフォローをお願いします!
また、ライブ配信代行も承っています。信頼性の高いカメラ・配信機材をお持ちして、配信面をお任せいただくプランです。ITコミュニティ向けの無償プランもあるので、詳細は↓ページよりご覧ください!