自選短歌 2024年3月
待てなくて熱すぎるまま食べるから誰も知らないたこ焼きの味
人肌のお湯にひたして待つだけでまさか木乃伊が生き返るとは
姿さえ隠れるほどの薔薇を持つ男が潔白のわけがない
我慢することをやめたら背から羽根額から角脇から触手
成しとげたあとの軽さで花びらは風のちからにすべてまかせる
家政婦は見たけどなにも言わないですべて許して天国へゆく
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待てなくて熱すぎるまま食べるから誰も知らないたこ焼きの味
人肌のお湯にひたして待つだけでまさか木乃伊が生き返るとは
姿さえ隠れるほどの薔薇を持つ男が潔白のわけがない
我慢することをやめたら背から羽根額から角脇から触手
成しとげたあとの軽さで花びらは風のちからにすべてまかせる
家政婦は見たけどなにも言わないですべて許して天国へゆく
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