私が YouTube と note で【予防のための栄養学】を発信する理由
(文末に動画を貼っています)
40歳で起業。しかし、壁にぶち当たる
クリエイターページ(プロフィール)に記述したように、私は40歳で脱サラ、それまでの荒れ果てた食生活、ライフスタイルを省みて、予防医学の道に入りました。
まずは2005年、福岡市で温熱療法の施術院を開業しました。血流を促進して、体温を上げ代謝を高めることによって、予防、健康増進に役立てていただければ、という思いでした。
ところが、「ガン細胞は熱に弱い」という情報を聞いたガン患者さんが続々と来院される、という事態が起こりました。
そこから多くのガン患者さんと接することになります。
もちろん、体を温めてガンがよくなる、などという単純な話ではありません。治療後の再発予防であればよいのですが、すでに再発、転移をしてしまうと、温熱療法でそれが快方に向かうということは、まずありません。
それでも自分にやれることを懸命にやるよりほかありません。
QOLが改善した、医師から告げられた期間(余命)よりもはるかに延命できた、ということで家族から感謝されることはありました(それが温熱によるものかは確かめようがありませんが)。
ただ結局は治癒することなく結末を迎える、それの繰り返しでした。
このような状況を目の当たりにして、「どうして、こういうこと(ガン)になるのだろう」と考え始めました。
本気で予防医学に取り組んだきっかけでした。
「ガンは予防できる」ことを知る
勉強を始めて程なく分かったのは、ガンの発症数のうち遺伝性(家族性)のものは5%未満だということです。
それ以外は、悪しき食生活やライフスタイルを長いこと積み重ねた結果として発症する、生活習慣病だと考えられます。
つまり、95%以上は予防できる。
「ガンは予防できる」ことを知りました。
(それに関しては下の記事をお読みください)
取り組むべきは、①食事、栄養状態の改善 ②適度な運動 ③十分な睡眠 ④ストレスケア ⑤禁煙(+飲酒はほどほどに)、が5本柱です。
どれも大切ですが、体を作っているのは栄養素と水ですので、やはり①食事、栄養状態の改善は重要です。
このことは、ガンに限らず、高血圧、糖尿病、高尿酸血症(痛風)、脂質異常症、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞、白内障など、あらゆる慢性疾患に共通します。
感染症(風邪、インフルエンザ、新型◯◯◯ウイルス)に関しても、それは当てはまります。
それで完全に防ぐことはできませんが、栄養対策を施して免疫力を引き上げることで、一定レベルでの予防が可能です。
「栄養で予防できる」。このことを確信した瞬間、それを一人でも多くの方に知っていただきたい、一人でも多くの方に予防を実践していただきたい。
そう考えました。
出会ったのが分子栄養学
2005年、温熱療法院の開業と前後して出会ったのが、分子栄養学です。
分子栄養学とは(私もなかなかキチンと説明できませんが)、体が求める、細胞が求めている栄養素を、ガソリンタンクを満タンにするようにたっぷり入れる、というアプローチの栄養学です。
そのことによって、一つ一つの細胞が最高のパフォーマンスを発揮する、もっともいい仕事ができる状態になります。
結果として免疫力を最大限に引き上げ、病気になりにくい体になる、ということです。
これ以上ない予防に役立つ分子栄養学を、もっと多くの人に知っていただきたいと思いました。
2021年、ITにからっきし弱い56歳でしたが、YouTubeとnote をスタートしました。
YouTubeとnote で【予防のための栄養学】を発信するのは、それが理由です。
私もまだまだ勉強の途上。研鑽を積むことを怠らず、少しでも有益な知識、知恵をお届けしたいと願っています。
分子栄養学の勉強を始めたい方は、ぜひ下の動画をご覧ください。