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[私は買わない]スーパー絶対NG食品11選【前編】

皆さんがいつも利用するスーパーは、どういった特長がありますか?
地域のスーパーもそれぞれに個性があって、店内を眺めるだけで楽しめます。 

ちなみに、私が日常よく利用するスーパーは、サンエー宜野湾コンベンションシティというショッピングセンター。

ここは、食品スーパーに隣接してカルディがあります。

カルディでは、こだわりの調味料や無添加食品、オリーブオイル、果実酢など買います。
スーパーの中には、成城石井のセレクトコーナーもあります。

ちょっと贅沢したい時に一つだけ選んで買います。
もちろん、沖縄ならではの商品、中身汁やイカ墨、ヤギ汁など家庭ではなかなか作れない調理商品も揃っています。

私も時々買って自宅で郷土料理を楽しんでいます。
思いのほか美味しいです。

このように、ワクワクするような商品に触れる一方で、絶対に手に取らないNG商品もあります。
この記事では、私がスーパーで絶対に買わないNG商品11品目とその理由を解説します。

絶対NG食品①惣菜(弁当)

スーパーの惣菜の問題点、一つは食材の鮮度。
惣菜に使う肉や魚、野菜は生鮮食品売場でタイムリミットを迎えたものが回ってきている可能性が高いです。

そうしないとスーパーの経営が成り立たないからです。
ずっと昔の映画、
伊丹十三監督「スーパーの女」
その原作である
「小説スーパーマーケット」でも、
そのことが描かれていました。

それよりも重大な問題は使用している油。
コスト重視でいくと、サラダ油など安価で低質な油が使われているはずです。

サラダ油に多いリノール酸という脂質は、摂り過ぎると
炎症やアレルギーの促進、血管の収縮、
血栓の生成、免疫力の低下、
うつ症状の促進、ガンの促進
などを引き起こします。

摂取量をいかに減らすか考えなければいけない油です。

惣菜のなかでも最悪なのは揚げ物。

ただでさえ低質な油を、数十回、数百回、使い回しをしているからです。
数回程度で取り替えていては、とても採算が合いません。

当然、油は酸化しまくっています。
体を酸化、細胞を酸化させる食べ物ですので、絶対に手を出してはいけません。当然ですが、コンビニの揚げ物も同じです。

絶対NG食品②味付けモズク 味付け海苔

おそらく本土にお住まいの方がモズクを買う場合には、容器に入った味付けモズクになるのではないでしょうか。

沖縄のモズクを食べていただくのはそれだけでも嬉しいのですが、この味付けモズクには?がつきます。

原材料表示をチェックすると、ほぼ全ての商品に
砂糖、ブドウ糖果糖液糖、スクラロースの文字が見つかります。

ブドウ糖果糖液糖は蔗糖に加工を加えたもので、砂糖よりも急激に血糖値を上昇させます。 
スクラロースは、発がん性が疑われている人工甘味料です。

モズクはポン酢を垂らすだけで美味しく食べられるのに、なぜこんな甘味料を加えるのか全く理解できません。 

味付け海苔も同様です。
醤油を少しつけて食べればよいものを、そのひと手間を省くことと引き換えに、砂糖や添加物などが加えられます。 

どうして海苔に砂糖が必要なのか、私には分かりかねます。

甘味料や添加物も問題ですが、こういう食品を日常的に食べていると、味覚が破壊されます。
素材そのものの味を美味しいと感じる力を失うと、人工的な食品の方が食べやすく美味しいと感じるようになります。

絶対NG食品③キムチ

味付けモズクや味付け海苔と状況はあまり変わりません。

スーパーに陳列しているキムチの原材料表示を片っ端から見てください。
砂糖またはブドウ糖果糖液糖、いずれの表記もない商品を見つけるのは至難の業です。

辛いはずのキムチに、どうして砂糖やブドウ糖果糖液糖が入っているのか不思議です。
これは本物のキムチというより、日本人向けに食べやすくした味付けキムチだと言ってよいでしょう。

味付けキムチに使われるのは砂糖やブドウ糖果糖液糖以外にもあります。

たんぱく加水分解物。
これは主にうま味成分として使用されますが、製造過程において発がん物質が発生することが分かっています。 

うま味の素である植物性のタンパク質を塩酸で処理する際に、タンパク質に含まれる脂質と塩酸が反応してクロロプロパノール類という発がん物質が発生します。

もう一つは、増粘多糖類。
増粘多糖類は、食品にとろみや粘りを与えたりする水溶性多糖類のこと。

増粘多糖類は一括表示の名称であり、そのような機能を持つ2種類以上の添加物の総称として用いられます。
添加する目的によって増粘剤、安定剤、ゲル化剤など用途名と合わせて表示されます。

これらのなかには、動物実験で発がん性が報告されているものもあり、安全性に対する確認はまだ不十分だと言えます。

たんぱく加水分解物や増粘多糖類が使われる理由は、十分に発酵させていないからです。

本来キムチは2週間以上は発酵させます。
その過程で、天然のうま味やとろみがキムチの中に生まれます。

しかし、大量生産、コスト優先だと2週間の発酵はできません。
そこで食品添加物を使うことで、人工的に美味しいキムチに仕上げます。

当然ながら、短い発酵期間ではキムチの乳酸菌効果も疑わしいものになります。

絶対NG食品④梅干し

梅干しにはクエン酸が豊富に含まれています。

クエン酸の健康効果は凄まじく、
疲労回復をはじめ、
エネルギー代謝の促進、ダイエット効果、
若返り効果、高血糖の抑制、
ミネラルの吸収を高めるキレート作用、
ガン予防などが挙げられます。

梅干しは、クエン酸のほかにリンゴ酸という成分を含み、
クエン酸とともに疲労回復、
エネルギー代謝の活性化、
または抗酸化作用、炎症抑制等
に働きます。

とにもかくにも梅干しをお薦めしたい所ですが、残念ながら気になる問題があります。

本来、梅干しは梅と塩とシソのみが原材料のはずですが、市販の梅干しのほとんどは添加物いっぱいです。

具体的には、
合成着色料(赤色102号)、
調味料(アミノ酸等)、
甘味料(ステビア等)、
酒精、酸味料など。

減塩梅干しという商品もよく見かけますが、塩分を減らす代わりに防腐剤や化学調味料が使われています。
私はそういう梅干しは薦めません。

梅干しを食べるのであれば、無添加のものを選んでください。
私が探したところ、
カルディ、成城石井、
イオン(トップバリュー)、
コープから無添加梅干しが販売されています。

通販サイトで探すとそれ以外にもいくつかありますので、お好みの梅干しがあれば取り寄せてください。

絶対NG食品⑤養殖魚

お魚に豊富な栄養素はタンパク質とビタミンD。

お魚は丸ごと食べることにより、確実にまとまった量のタンパク質を摂取できます。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助けることで、骨粗鬆症予防に働きます。
そして免疫力の維持に欠かせない、今もっとも注目のビタミンです。

天然魚には良質な油EPA/DHAが含まれます。
EPA/DHAは、
炎症の抑制血栓を作らせない
脂質異常症や動脈硬化の予防
で健康寿命を延ばします。

DHAは脳の材料でもあり、認知症の予防に働きます。

天然魚の中でも鮭は最強です。

鮭の特長は、超強力な抗酸化物質のアスタキサンチン。
アスタキサンチンは細胞膜の酸化を防ぐだけではなく、老眼防止など眼の健康にも重要な物質です。

アスタキサンチンが属するカロテノイドには
βカロテン、αカロテン、リコピン、
ルテイン、ゼアキサンチンなどありますが、
その抗酸化力ではアスタキサンチンが他を圧倒しています。

赤い色素アスタキサンチンは、カニやエビ、タイにも多く含まれますが、カニやエビは日常的な食べ物とは言えません。
その点で鮭は、価格も手頃でアスタキサンチンの身近な摂取源です。

ただし、アスタキサンチンもEPA/DHAも、養殖魚の場合はあまり期待できません。

天然魚にEPA/DHAが多いのは、海に生息するプランクトンや海藻を小魚が食べて、それを中型の魚が、さらに大型の魚が食べるという食物連鎖があるからです。

養殖の場合は、ドライペレットという人工的な餌が主流です。
ドライペレットには魚粉も使われていますが、小麦粉や大豆油のカスが多くを占めます。

このような餌で育てられても、EPA/DHAはほぼ含まれません。

アスタキサンチンも同様です。
海の中でヘマトコッカス藻という藻を鮭が食べて体が赤くなり、アスタキサンチンが体内に入ります。

養殖ではあのような赤を出すのは難しく、多くは合成アスタキサンチン(人工着色料)を使用します。
合成アスタキサンチンに強力な抗酸化力はありません。

養殖魚でもタンパク質とビタミンDは摂取できるので、それだけでもいいという見方もできます。

が、私は買うのであれば天然一択。
養殖が圧倒的に多いスーパーの鮮魚売場で、目を皿のようにして天然魚を探しています。

この記事は【後編】に続きます。

この記事の内容については動画もアップしています。
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