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私が飲んでいるサプリお薦め11選【後編】

この記事は、下の記事の続編です。
前編の記事はこちらからお読みください。

私が飲んでいるサプリ、この記事最初の2つは、自然の食べ物にも含まれるし体内合成もできるけど、いずれもわずかであるためサプリをお薦めする栄養素です。

5 [還元型コエンザイムQ10]FANCL


コエンザイムQ10は、細胞の中でエネルギーを作り出すミトコンドリアという小器官を動かすのに欠かせません。
コエンザイムQ10の不足は、即ちエネルギー不足です。

疲れやだるさを感じるだけではなく、代謝免疫のレベルが低下するので、あらゆる病気のリスクが上がります。

しかし、食品含有量も体内合成量もきわめて少ないため、サプリで補強することが望まれます。

コエンザイムQ10サプリを選ぶポイントは、酸化型ではなく還元型を選ぶこと。
酸化型は価格は手頃ですが、そのままでは生体で利用できず、体内の酵素で還元型に変換されてはじめて利用できます。

酵素生産力の高い若い人であれば酸化型で構いません。
が、中高年の場合、還元型にどのくらい変換されているのかが分かりません。

価格は若干上がりますが、酵素変換の必要がない還元型を推奨します。

還元型コエンザイムQ10サプリは、国内外のメーカーから販売されています。
必ずしも輸入品の方が安いとも限りません。

飲み方によっては、国内商品の方が割安なるケースもあります。
独自の乳化製法で従来よりも吸収率を高めている、FANCLの商品を私は選んでいます。

6 [αリポ酸]Doctors Best


αリポ酸のもっとも重要な役割は、強力かつ極めて幅広く、あらゆる場面で活躍するマルチな抗酸化作用です。

αリポ酸単独でも、ビタミンCの約400倍の抗酸化力です。
またαリポ酸は、水溶性でも脂溶性でもあり、活性酸素除去に働く場所が限定されません。

さらにαリポ酸は、ビタミンC、ビタミンE、CoQ10、グルタチオン等の活性酸素除去に働く栄養素や物質を、再生させることもできます。

αリポ酸の役割、2つ目は糖質のエネルギー代謝の促進です。
血糖値を正常にして、糖尿病による合併症の予防に働きます。

αリポ酸、3つ目の仕事はデトックス。
有害金属と呼ばれる、水銀、鉛、カドミウム、ヒ素、ニッケル等を排除、とくに脳の水銀蓄積を防ぎ毒性から保護します。

このαリポ酸も、食品に含まれる量、体内合成できる量はごくわずかです。
αリポ酸で健康レベルを引き上げたい場合は、サプリの力が必要です。

αリポ酸が持つ働きを十分に発揮させたいのであれば、少なくとも1日100mg、できれば200mgの摂取をお薦めします。

私が飲んでいるDoctors Bestのαリポ酸は150mg入りです。
国内商品を希望する場合は、DHCのαリポ酸(210mg)を購入してください。

このあと7つ目と8つ目のサプリは、眼や脳の栄養素です。
ただ長生きするのではなく、いつまでも生き生きと社会活動やライフワークを続けていくために必要なサプリだと考えます。

7 FANCL「えんきん」 

えんきんは、手元のピント調整機能の維持、ぼやけの緩和、眼の疲労感軽減に働くサプリです。

端的に言えば、老眼防止で飲んでいる人が多いと推測します。
この目的の場合、多くの人はルテインのサプリを選びます。

えんきんは、ルテイン10mgに加えて、
アスタキサンチン6mg、
ゼアキサンチン2mgを含む複合サプリです。 

なかでもアスタキサンチンは、恐るべき抗酸化作用をはじめ、あらゆる生活習慣病の予防効果が期待できる注目の成分です。

えんきんは、ルテインとアスタキサンチン、2つのサプリが同時に摂取できる、効率的でコスパ的にも優れた商品です。

私は「えんきん」を10年前くらいから定期購入しています。
それが功を奏しているのか、もうすぐ還暦を迎えますが、老眼の気配は今も全くありません。

8 [イチョウ葉エキス]FANCL


イチョウ葉エキスは脳の症状に対する効果で知られていますが、その元となるのが血流改善効果です。 

イチョウ葉エキスの血流改善効果は、
結果として冷え性の改善、高血圧の予防、脳梗塞など脳血管疾患の予防、そして記憶力の維持、改善に働きます。 

イチョウ葉エキスに含まれる有効成分は
①フラボノイド配糖体 
②テルペノイド
(①②は特有成分) 
③プロアントシアニジン 
の3つ。

イチョウ葉エキスは天然由来の物質であるため、産地や収穫の時期、作り方によりサプリの品質が左右されます。

そこで、安全性も考慮して、イチョウ葉エキスの特有成分である
フラボノイド配糖体とテルペノイドについては成分規格が定められています。 

そのため、イチョウ葉エキスサプリのほとんどが、
含有量(目安量)120mg。

その中の成分比率は、
フラボノイド配糖体24%、
テルペノイド6%と同じです。

商品は違っても内容はほぼ同じ、という特殊なサプリです。
したがって、購入する商品は、価格、1日当りの単価を目安に選んでください。

9 [NAC]Doctors Best


NACとは、N-アセチルシステインの略で、グルタチオンを構成するアミノ酸の一つ、システインのことです。

NACサプリは、最強の抗酸化物質であり、解毒にも抗ウイルスにも働くグルタチオンという物質(タンパク質)を増やすためのサプリです。

グルタチオンは体内で作られる酵素で、
システイン、グリシン、グルタミン酸の3つのアミノ酸が結合したトリペプチドです。

グルタチオンを増やすサプリは、
グルタチオンそのもののサプリもあります。

が、それよりもグルタチオンの骨格の中心であるシステインのサプリ、つまりNACの方がグルタチオン濃度を上げることが分かっています

グルタチオンは、コエンザイムQ10やαリポ酸と並んで、多分それ以上に免疫力向上、予防に働く、最強の成分と言えます。

10 [消化酵素]Doctors Best  Digestive Enzymes


栄養素は消化されてこその栄養素であり、消化がとても大切です。
なかでもタンパク質は消化が非常に困難で、消化が順調にいかないと未消化タンパクが腸を荒らして腸内環境が悪化します。

そこで消化を助けるツールとして消化酵素サプリがあります。
しかし、消化酵素サプリは何を基準に選べばよいのか、非常に難しいのが特徴です。 

通常は、このように成分表に摂りたい栄養素の含有量が表示されています。

ところが、消化酵素サプリの成分表示の欄を見ると、
HUT、DU、AGUなど
見たこともない記号が羅列されています。

これらは消化酵素の活性単位を表しています。

活性単位(酵素活性)とは、酵素が持つ触媒能力を表すもの。
タンパク質など、栄養素の分解力を指します。 

消化酵素サプリを選ぶ最大のポイントは、含有量ではなく活性単位(酵素活性)です。

このポイントから商品を比較して、
Doctors Best Digestive Enzymes
を選びました。

11 プロバイオティクス
California Gold Nutrition LactBif 

Lactは乳酸菌 Bifはビフィズス菌。善玉菌のサプリです。
種類の乳酸菌と3種類のビフィズス菌が配合されています。

乳酸菌&ビフィズス菌サプリの多くは、単一の菌しか含まれていません。
しかし、飲む人にとってどの乳酸菌とビフィズス菌が腸と相性がいいのかは、本人にも分かりません。

そのため、この商品のように、多様な乳酸菌とビフィズス菌を入れることは重要です。

Lacto Bifには、
5/30/65/100
の4種類があります。

これは細菌数の違いです。
10億倍(Billion)した数字が細菌数です。

5=50億個、
30=300億個、
65=650億個、
100=1000億個。

当然、細菌数が多い方がいいに越したことはありません。
あとは、お財布と相談の上、商品を選ぶことになります。

【前編・後編】まとめ

私が飲んでいるサプリお薦め11選

1 [マルチビタミン]Life Extension ツーパーデイ

2 [ビタミンC]FANCL or California Gold Nutrition 500

3 [ビタミンE]FANCL or California Gold Nutrition

4 [ビタミンA]Bluebonnet

5 [還元型コエンザイムQ10]FANCL

6 [αリポ酸]Doctors Best

7 「えんきん」FANCL

8 [イチョウ葉エキス]FANCL

9 [NAC]Doctors Best

10 [消化酵素]Doctors Best Digestive Enzymes

11 プロバイオティクス California Gold Nutrition LactBif 

この記事の内容については動画もアップしています。
合わせてご覧ください。


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