[私は買わない]スーパー絶対NG食品11選【後編】
この記事は【前編】からの続きです。
絶対NG食品⑥缶詰食品
⑤養殖魚(前編)つながりで、ツナ缶やサバ缶、いわし缶はどうでしょうか。
天然か養殖かはともかく、それを入れる容器である缶が危険です。
その危険物質、ビスフェノールA (BPA)が溶け出すことが懸念されます。
缶詰には、内側の金属の腐食を防止するためにコーティングをします。
その時使われるエポキシ樹脂やポリカードネート樹脂など、プラスチックの原料である化学物質がビスフェノールAです。
ビスフェノールAは、分子構造が人間のホルモンと非常に似ています。
そのため体内に入ると、ホルモン分泌を撹乱して生殖機能に悪影響を及ぼします。
少量の摂取でも、
生殖器官や脳神経、免疫の異常、
乳がん、不妊症との関連が
動物実験で報告されています。
米国アイオワ大学の研究では、尿中のビスフェノールA濃度が高い人は死亡率が高くなる、という結果が出ました。
ビスフェノールAが含まれるのは缶であり、食品そのものではないので、原材料表示には表記されません。
よって確かめられません。
缶詰は賞味期限を延ばすために高温加熱で殺菌します。
高温処理で熱くなった食品をほとんど冷まさない内に缶に入れると、その温度でビスフェノールAが溶け出すを促進してしまいます。
ビスフェノールAは食品衛生法で基準値が儲けられています。
耐容1日摂取基準TDI
日本では50μg(体重1kg当たり)
EUでは 4μg(体重1kg当たり)
これは、ビスフェノールAの危険性に対する日本とEUの認識の違いです。
どちらに合わせるかは、それこそ一人一人の認識によります。
実際の摂取量は測定しようがありません。
だから、大変危険だと考えるのであれば、BPAフリーの表記があるものを除き、原則として缶詰商品は買わない方が無難です。
絶対NG食品⑦練り物
魚肉から作る練り物は、魚のすり身を主原料として、食塩を加えて練って成形したあと、加熱によりゲル化した食品。
具体的には、
ちくわ、かまぼこ、はんぺん、
さつま揚げ、魚肉ソーセージがあります。
原材料に魚肉を多く使うと、風味がよく弾力のある美味しい練り物になります。
が、コストを抑えて作られた市販品では、魚肉に水分やデンプンを加えて増量しています。
それを結着剤で固めて食感よくして、薄まった素材の味を化学調味料で調整し、さらに日持ちをよくするために保存料を使用します。
原材料こそ魚肉ですが、完成した製品を見ると、ほとんど別物の加工食品です。
練り物に使われる添加物はまだまだあります。
練り物に使用される添加物で注意したいのは、合成着色料とリン酸塩の2つ。
かまぼこで使われる合成着色料に赤色102号がありますが、これは石油を原料に作られるタール色素の一つです。
発がん性やアレルギー症状の可能性が指摘されています。
結着剤として使用されるリン酸塩は、過剰摂取すると
体内カルシウム不足や貧血、腎機能低下の原因になります。
練り物は調理せずにすぐ食べられる利便性はありますが、それと引き換えに健康を崩す恐れがあります。
食べない方が無難です。
絶対NG食品⑧加工肉
ハム、ソーセージ、ベーコン、サラミ、コンビーフ。
これらを加工肉といいます。
文字通り、さまざまな加工処理を施された肉類全般。
クセになる美味しさと見栄えのよさ、調理のしやすさで、多くの消費者から支持を得ています。
しかし、そこに亜硝酸ナトリウムという添加物、落とし穴が潜んでいます。
亜硝酸ナトリウムが化学反応を経て発がん物質を生成し、おもに胃がんと大腸がんのリスクが上昇します。
WHOの一機関、国際ガン研究機関
(IARC)は、2015年10月、
ソーセージ、ハム、ベーコン、サラミを
毎日50g食べた場合、大腸がんになる確率が18%増す、と報告しています。
50gは、ベーコンだと2切れくらいです。
加工肉は、WHOも警鐘を鳴らしている疑うことのない危険な食品です。
亜硝酸ナトリウムによる発がん性への対策はあります。
ビタミンCです。
ビタミンCは、亜硝酸ナトリウムが化学反応を起こして発がん物質に変換するのを抑制します。
加工肉を食べるのであれば、その前後にビタミンCをたっぷり摂取して下さい。
亜硝酸ナトリウム不使用の加工肉も、多くはないですが、数社から販売されています。
私が知る限りで紹介すると、
信州ハム・グリーンマークシリーズ
日本ハム・森の薫りシリーズ
イオン・トップバリューブランド
フードリエ(旧グリコハム]の商品
コストコ扱い、ホワイトスモークブランド
などです。
同じメーカーの商品でも、亜硝酸ナトリウムを使っていたり、使っていなかったり、があります。
念のため原材料表示を確かめてから購入してください。
絶対NG食品⑨輸入柑橘類
色鮮やかな、レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類。
ですが、柑橘類も一部商品を除いて、私は買いません。
柑橘類の9割以上は輸入品です。
それも、
アメリカ、ブラジル、イスラエル、
オーストラリア、チリ、南アフリカ
など遥か遠い国から、数週間かけて運ばれてくるケースがほとんどです。
そのため、日本に到着した時に、カビが生えたり腐ったりしないように、農作物には防カビ剤が使われます。
代表的な防カビ剤として
OPP(オルトフェニルフェノール)
OPP-Na(ナトリウム)
TBZ(チアベンダゾール)
イマザリルがあります。
それら防カビ剤は大変危険です。
動物実験では、膀胱がん、催奇形性、神経行動毒性などが報告されています。
健康被害が疑われる物質です。
というのも、これらの防カビ剤は元々農薬です。
昆虫を殺したり雑草を枯らすなど、毒性の強い化学物質です。
ところが、国(厚生労働省)は使用を認めています。
これは1990年代に起こった国際問題(日米貿易摩擦)に端を発するアメリカの政治的圧力のためです。
最終的に、「高度な政治判断」という大人の事情で国が認可してしまった、いわくつきの毒物です。
これでは消費者はたまりません。
したがって柑橘類であれば、
広島産など国産レモン、国産カボス、
沖縄産シークワーサー
を使うことをお薦めします。
絶対NG食品⑩食パン
市販されている食パンの99%はダメ。
体にとって悪いといって間違いありません。
食パンの危険性は主に3つ。
⑴輸入小麦使用
輸入柑橘類と同じく、輸入小麦のほとんどは、アメリカなど遠い国から長期輸送されてきます。
その間カビや虫が湧かないように、収穫前後に農薬を散布して対策を打ちます。
しかし、その農薬の中に発がん性が疑われるグリホサートがあります。
グリホサートは除草剤の一種で、強い発がん性や神経毒性があることが判明しています。
2015年 WHOの一機関であるIARC国際がん研究機関は、
グリホサートを「恐らく発がん性あり」のグループ2Aに評価しました。
⑵油、油脂
本来、食パンを作るのに絶対に必要な原材料は、小麦粉、イースト菌、水、塩の4つだけ。
ここに油脂は入っていませんが、ボリューム豊かにしたり、風味やうま味を与える理由で油を使います。
しかし、その使っている油が問題です。
問題がある油、油脂は3つ。
マーガリン
ショートニング
植物油脂
この3つは、トランス脂肪酸に分類される脂質です。
トランス脂肪酸は、自然界には存在しない人工的な脂質です。
その人工的な脂質が体内の細胞膜に紛れ込んで、細胞膜の代謝異常が起こります。
それにより狭心症や心筋梗塞など、冠動脈疾患のリスクが間違いなく上昇します。
⑶添加物
添加物の一つ乳化剤は、合成石鹸や食器洗剤に使用される界面活性剤と近い成分が使われています。
なかでもグリセリン脂肪酸エステルは、過剰摂取すると肝臓や腎臓の肥大化、尿中窒素の増加などの症例が動物実験で報告されています。
有害性が疑われる添加物、もう一つはイーストフード。
イーストフードの一つ塩化アンモニウムは、塩化水素とアンモニアの化合物であり、化学肥料にも使われる有毒物質です。
過剰摂取すると吐き気や嘔吐、神経系の障害、最悪の場合は昏睡を引き起こすリスクがあります。
輸入小麦、危険な油と添加物、これらのリスクがない安全な食パンとして
以上3つをお薦めします。
絶対NG食品11牛乳・乳製品
これに関しては賛否両論あり、簡単には結論が出ません。
私はネガティヴ派です。
近年、牛乳乳製品はさまざまな健康リスクが疑われています。
⑴カルシウム単独で大量速攻に吸収されることからくる、
骨粗鬆症および動脈硬化のリスク
⑵牛乳に多く含まれるホルモン物質、およびインスリン様物質が引き起こす、
乳がんと前立腺がんのリスク
飲む飲まないの最終的な判断は、人それぞれで結構です。
が、後々その危険性、有害性が実証されたとしても、もう遅い。
体に入れたものは戻せません。
私は、料理に欠かせないバターを除き、牛乳・乳製品を摂ろうとは考えません。
因みに、牛乳は重要なタンパク源だと思っている人がいますが、実際はそうでもありません。
100g当たり
牛乳3、5g
ヨーグルト3g
他の食品と比較しても、
納豆1パック8、3g
玉子Mサイズ1個6、4g
と少ないことが明確です。
【前編・後編】まとめ
スーパー絶対NG食品11選
①惣菜(弁当)
②味付けモズク 味付け海苔
③キムチ
④梅干し
⑤養殖魚
⑥缶詰食品
⑦練り物
⑧加工肉
⑨輸入柑橘類
⑩食パン
11,牛乳・乳製品
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