ネタばれミーティング08/03－－高橋照美の小人閑居（２４）
照 みつきさん、末吉 宏臣さん、星マリアさん、ゆうこ♪(fultty)さん、猿田(Saruta)さん、いつも「スキ」をつけてくださり感謝です。
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雨が降って、急にすずしくなったね。四郎に聞いとかなくちゃいけないことがあるんだけど。聞いていい？
四 そんな、構えのいる質問なんか？
照 いや。大津から松本に僕が一足先に移動して、奈々ちゃんとの二人シーンが始まるからさ。書いててどんなこと感じてたのかと思って。
四 ここの段は特には。かなり女子ごのみに甘ずっぱめに書いたつもりやもんで、風景を書いては映像として動かして、またセリフと描写を書いては映像としてみなおしとった。奈々瀬の意見かなりじっくり聞きながら、読んでもらいながら、割とすらすら書いたかな。
照 へえ……そうなんだ……もっと内心あれこれ思い浮かんでたかと思ってた。そうか。僕の方が気を回したりするあたり、君子にあらずだな。
四 このシーンより、没原稿というか「あきよる」とは関係ないシミュレーション書き物の中のいちシーンが、ものすごい俺ン中でインパクトあってさ。
照 うそ、なにそれ。
四 そのシミュレーションのストーリーラインの中では、俺が１８歳すぎた奈々瀬といよいよ会えんようになって、高橋が奈々瀬を深く愛すると思ってください。その中でな、お前が奈々瀬を抱きしめながら、耳元で
「奈々、僕と生きよう」。
照 うわっ！（激しく動転）
四 インパクトあるやろ。特に俺らの中では。
照 「ちゃん」を外してきたか。しかもきざったらしい台詞を、お前が言うとキザに聞こえないのがおそるべしだ。お前……ちょっと僕が別プロジェクトかかりきりになってる間に……
四 俺、現実世界やなくて紙の中でだけなら、女の人とのつき合い方うまくなるかもしれん。
照 お前なー。この書き物シリーズは、「現実がしんどい中エンタメに息抜きを求めて逃げ込んだら、読んでるうちに捉え方が変わったりいろんな状況のシミュレーションができた分、自己像と世界観の双方がゆるんで、読者にとっての現実が生きやすくなっちゃった」って結果出すのが目標だから。お前が紙の中でだけ恋愛スキル上げるのがゴールじゃないから！（ぜえはあ）
四 すいません。（少し笑ってる）
四郎があんがい落ち着いてる、たかてる × 奈々瀬のシーンはこちらから
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