『問題意識からやりたいことを見つける方法』byあいむ代表-オンラインキャリアセミナー
あなたは「就活はしてるけどやりたいことがない」って思っていませんか?
大丈夫です。
学生生活の中でずっとやりたいことを意識できる人なんて滅多にいません。
そして、就活はやりたいことを探す時期と言ってもいいしょう。
そんなあなたの為に今回は『問題意識からやりたいことを見つける方法』
について話されたオンラインキャリアセミナーについてまとめました。
そして、ゲストには不登校生のための家庭教師「あいむ」の代表である
藤野荘子さんにお越しいただきました。
藤野さんは、福岡県出身で大学生の頃に1年間バングラディシュに留学していました。
新卒では 金融系ベンチャーの株式会社ネットプロテクションズに入社され、2年間勤務されました。
その後1年半、NGOや学習塾でアルバイトをされていました。
そして地元の福岡でUターンし、現職の九州大学ソーシャルビジネス研究センターと不登校生のための家庭教師「あいむ」にてお仕事をされています。
ちなみに、「あいむ」は会社ではなく、非営利団体だそうです。
今回はNGOやNPOなど非営利団体を目指している学生のためにも、藤野さんから伺った非営利団体の少しリアルな話も載せておきました。
この記事を見てわかること
・問題意識からやりたいことを見つけた人の話
・問題意識からやりたいことを見つけた方が良い理由
・非営利団体の裏話
それではさっそく、『問題意識からやりたいことを見つける方法』について解説します。
会社をやめて学習塾でアルバイトを始めた理由
藤野さんは会社員生活を2年間した後、体力的な問題で会社をやめることになりました。
そしてNGOと学習塾でアルバイトを始め、気づけば1年半経っていたそうです。
ここで普通の人なら会社員時代に培ったスキルを活かせる仕事をすると思います。
(金融系ベンチャーならそこそこ給与の良さそうな仕事もありそう。現金なやつですいません。。。)
しかし、藤野さんが選んだのはNGOと学習塾と全く業種の異なる仕事。
しかもアルバイトです。
しかし、そこには藤野さんが学生時代に社会学を学んでいたことが理由にありました。
学生時代、藤野さんは日本の貧困問題を社会学で扱っていたそうです。
そこで、親の貧困は子供の貧困にもつながると学び、この問題を解決するには学力が必要だと思ったそうです。
そして藤野さんは、NGO(理由は聞きそびれましたが、貧困問題解決=NGOって感じがします。)と学習塾でアルバイトを始めました。
問題意識からやりたいことを見つける方法【徹底分析】
3年の11月で就活を終えた僕も、
仕事を選ぶ際は「問題意識」からやりたいことを考えることをオススメします。
僕はnoteでオンラインキャリアセミナーの解説以外にもいくつか僕自身の就活ノウハウの記事を書いているのですが、そこで解説しているノウハウは最短で内定をとることを前提にしたものになります。
これらの記事では、自己分析をする前に「自分にとって仕事をどういう位置付けにするのか」を明確にするように書いています。
仕事の位置付けは「手段」と「目的」の2つのパターンがあると思いま
「手段」は何かを達成するために仕事を活用すること。
「目的」は仕事をすることをゴールとすること。
どちらが正解ということはありませんが、面接官の立場になって考えてみてください。
仕事を「手段」と捉えている学生に比べ、
仕事を「目的」と捉えている学生って、就職することで目的をすでに達成してしまっているので、入社したらすぐにやめそうじゃないですか?
なので、僕は最短で内定を獲得するには仕事を『何か』を達成するための「手段」と捉えるべきと思っています。
そして仕事を達成する『何か』ですが、ここが問題意識であると、なお良いです。
志望動機が強力なものになります。
性格や価値観に基づいた問題意識って大人になってもあまり変化するものではないので、気持ちが変わりにくいと考えられます。
(例えば、幼い頃に借金で家族を無くした。もうそんな思いをする人を増やしたくない。)
面接官目線で考えると、短期的な思いを持っている学生よりも、長期的な思いを持っている学生の方が長く会社に勤めてくれると思います。
なので仕事を選ぶ際は、自分の中の問題意識を掘り出してみることをオススメします!
非営利団体のリアルな小話
非営利団体は当事者からお金を受け取ることはできません。
利益を目的とせずに社会的な活動を行う団体ですから。
しかし、団体の運営には資金がかかります。
では、どこから資金を受け取っているのかというと、国からの助成金や寄付です。
しかし、最近のニュースをみているとなんとなくですが、国があたふたしているのに非営利団体にお金なんて回ってきそうにもありません。
実際、非営利団体で働かれている藤野さんは、
「非営利団体で食べていくのは厳しい。「あいむ」で働いている人は他の職と兼業している。」
と話されていました。
その他にも、届けたいお客さんにサービスが届きづらいという話もありました。
(広告などに回す資金がないということでしょうか。)
藤野さんはサービスの認知度を上げるために、メディアに掲載したり、他のNPOの人や知り合いに「あいむ」を紹介してもらったりしているそうです。
まとめ
以上が『問題意識からやりたいことを見つける方法』についてのオンラインキャリアセミナーの内容でした。
オンライン就活が提供する『オンラインキャリアセミナー』では、
オンラインで「仕事を楽しんでいる大人」から就活や仕事についての話を、4月1日から毎日聞くことができます。
実際に社会人となって仕事をしたことがない学生は、どれだけ大人の話から社会人生活を思い描けるかが就活では大切になってきます。
参加当時の顔出しは強制ではないので、この機会に是非参加してみてはいかがでしょうか??
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