やさしく、柔軟な時代を作るために大切なこと
みなさん、2024年の始まりから大きな災害や事故が起きている中で、どのような方とどのような日々をお過ごしでしょうか?
元旦に発生した令和6年能登半島地震で亡くなられた方へのご冥福をお祈り申し上げると共に、被災された方の心身の安全及び一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。
微力ながら、Yahooさんを通じた募金にて何かお力になれればと考え、送らせていただきました。
私は自身の事業での活用や情報収集のため、XやInstagramを始めとするSNSを利用していますが、この3日間でも、地震や事故に対して様々な意見、主張、誹謗や攻撃が行われている実態を目の当たりにしました。
それぞれの発言や発信は、その人の中では正義であり、本当にそう思っていることなのかもしれません。しかし、それを持って人の行動や意思を否定したり誹謗することはどうにも受け入れがたく、今の時代だからこそ考えて行かなければならないことだと感じています。
理想とする世界
僕は、「お互いの可能性に期待し、広げ、意思や願望を尊重して力を引き出し合って実現していける世界」を作りたいと考え、仕事や人間関係の構築に日々励んでいます。
自分と接点を持つ以上、一緒に時間を過ごした後で新たな可能性に気づいたり、蓋をしていた願望に目を向けて大切にしたり、好転するような変化を起こせるような関係性づくりを大切にしたい。
そうなるためにベースとなるのが、お互いの意見の尊重であると考えています。
互いの意見に向き合い、力を合わせてより良い主張や結論を出していくということはとても大切で、そのために意見をぶつけることもあると思います。
ただ、あくまでより良くするために力を合わせるというプロセスが大切で、それを飛ばして意見の応酬だけになってしまうと全く別の結果になると考えています。
実際に顔を突き合わせる機会であれば、上記のプロセスの通りになることも多いですが、オンラインやSNS上では蔑ろになってしまうことも見受けられます。オンラインやSNSであれ、その向こう側には最終的には人がいるという当たり前で大切な観点に立つのが大事なのではないでしょうか。
人付き合いで大切にすること
上記を踏まえて、人付き合いで大切にすることは、「相手を上回ろうとするのではなく、共に前進したより良い結論や関係性を作り出すこと」だと考えています。
これを四六時中守り、実践できている人は比率としては少ないと思いますが、僕の恩師をはじめ実践できている方に追いつけるように日々意識しています。
相手に勝ちたい、粗を探したいのではなく、共に良い結論や関係性にしたいのだということを、前提として最初に合わせてから話すことは、すぐに取り入れて実践可能だと思います。
人間関係を作る目的や本質は、もちろん互いに助け合い補い合うこともありますが、共にいることで能力や強みを引き出し合い、より良い全体と個の双方を育むことにあると考えています。
激動でかつ過敏、過激になりやすい情勢だからこそ、お互いが共に良くなるためにどう付き合い、向き合うべきかを考えて変える大きなチャンスだと捉えていければ幸いです。