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深夜(22時~翌朝5時)に働く従業員の健康を守るために

皆さんの会社で、
夜10時から翌朝5時までの間、
定期的に勤務している従業員はいませんか?

深夜勤務の従業員に対しては、
法律で健康診断の実施が義務付けられています。

コンビニや飲食店など、
深夜勤務を行う方も多いと思いますので、

今回は、深夜勤務に従事する従業員の
健康診断についてお話したいと思います。


深夜勤務の従業員には健康診断が義務付けられています!

▶深夜業とは?

深夜業とは、
22時から翌朝5時までの時間帯に
労働することです。


▶健康診断の対象者は?

対象者は、深夜業(※1)に、
常時従事する(※2)労働者です。

※1.労働時間の一部が深夜業の時間帯に
かかる場合も対象になります。

※2.「常時従事する」とは、
常態として深夜業を「1週1回以上または
1ヶ月に4回以上」
行うことです。

例えば、週1回、
18時から23時までの勤務がある場合、

一部が深夜の時間帯にかかっているので、
その他の要件を満たしている場合は
深夜業務従事者となります。


▶健康診断の実施頻度は?

深夜業などの特定業務に
常時従事する労働者に対して、

当該業務への配置換えの際および
6ヶ月以内ごとに1回、定期に、
健康診断を実施する必要があります。


▶健康診断の内容は?

健康診断では、
血圧測定や血液検査など、
従業員の健康状態を把握するための
検査が行われます。


▶健康診断の結果、異常が見つかった場合は?

健康診断の結果、
異常が見つかった場合は、
医師の意見を聞き、必要に応じて
就業制限や配置転換などの措置を
講じる必要があります。


▶健康診断の費用負担は?

健康診断の費用は、
事業主が全額負担します。


まとめ

深夜勤務者の健康診断は、
従業員の健康を守るために
法律で定められたものです。

深夜勤務は、通常の勤務と比べて
身体への負担が大きいことから、
定期的な健康診断を受けることが大切です。

従業員の健康を守るために、
健康診断をきちんと実施し、
従業員が安心して働ける環境を
整えていきましょう。

【注意】
本記事は、
一般的な情報提供を目的として
投稿日現在の情報をもとに作成しています。

個別のケースに
当てはまるものではありませんので、
あらかじめご了承ください。

また、法律や制度は頻繁に改正されるため、
必ず最新の情報をご確認ください。

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