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【映画】『TSUBURAYA グリッドマン ユニバース/GRIDMAN UNIVERSE(2023/03/24)』鑑賞感想

○グリッドマン ユニバース本予告


○SSSS.GRIDMAN オープニング


○ダイナゼノン オープニング

○前置き

 告知発表されてからついにこの日がやってまいりました! グリッドマンユニバースの公開日!!!!
 めっちゃ楽しみにしてました!!!!

 『SSSS.GRIDMAN』放送から『SSSS.DYNAZENON』の放送。SSSS.GRIDMAN放送時は最初の推しVtuberグループが突如なくなった悲しき思い出…。今はだいぶ吹っ切れました! 悲しい思い出だけじゃなく、その年はオーイシマサヨシさんがウルトラマンR/Bの主題歌も担当していて私がおおいに盛り上がっていた思い出があります。
 ダイナゼノン放送当時は、ゴジラSPを見るためにネットフリックスに入会して、そしてゴジラとダイナゼノンを同じ日に見ていた思い出。ダイナゼノンを見終えた後の気持ちはすごく爽やかで、自分も頑張ろうと思えました。ダイナゼノンの主役の一人の暦とは歳は離れてるんですが、自分と重なる部分があってとても好き。そして蓬と夢芽の甘酸っぱい関係に「青春してるな~良い…」という気持ちでした。

 SSSS.GRIDMANにもSSSS.DYNAZENONにも元気を分けてもらっていたんですね。いつもヒーロー作品が私に力を与えてくれる…。だから生きていられる…。

 グリッドマンといえば最初の特撮番組の『電光超人グリッドマン』の小さなソフビも持っていたなぁ。あの頃は年齢的に見れていたわけではないと思うのですが、おもちゃを買ってもらっていたみたいです。
 そのヒーローが今でもこうして息づいていて、新たな世界を見せてくれているのがとてもエモいですね。


○あらすじと感想

 予告でもわかるようにSSSS.GRIDMANの主役でグリッドマン同盟だった3人から始まります。もうここがジュブナイルしていてとても良い…。SSSS.GRIDMAN最終回後の3人の日常生活がたっぷり描かれています。特撮パートがなかなか描かれないんですが、もうそれが気にならないほど良い。後日談として充分描かれています。正直、これだけでもめちゃくちゃ楽しめる。もうこれだけでもお腹いっぱいってくらい。
 青春って甘酸っぱい~~~って気持ちになれる。それと傷心でボロ泣きする響裕太がかわいそうだけどかわいかった…w ほんと青春って良いですよね…。後方親戚のおじさん面で満面の笑みで彼らの学生生活を楽しんでいました。
 特撮ライブショーでなく内海。めっちゃわかるわかるぞ…と思いました。そして小さな舞台の観劇で泣く響裕太。人それぞれ感動するポイントが違うという描写がとても良い…。やっぱりフィクション、作品って良いですよね…。
 どんな作品でも、見て感動して涙を流すって恥ずかしいことじゃないんですよね。

 今作もSSSS.GRIDMANご用達の円谷作品の小ネタが絡んできて良い…。

 そんな中、突如として怪獣が現れる。正直、こんな幸せそうな生活を送ってる彼らがまた戦わないといけないと思うと、とても辛かったです。でもアクションシーンがこれでもかとカッコいい!!!!
 やっぱり特撮作品にアクションは欠かせません!!!

 物語が進んでいくと、おやおや? となる描写がそれとなく入っていくんですよねぇ。そして、しれっとおるんかい! みたいな。そして今回の異変について徐々にわかっていくわけですね。

 SSSS.DYNAZENON組もとてもよかった…。やっと会えたね…。あんな別れ方じゃね…。そうだよね…。と思ってたからここで泣きました。あいかわらず蓬と夢芽が良い。そして保護者なちせ! 暦さんがんばれ…! と思いました。SSSS.DYNAZENONメンバーもみんな好き…。
 その話まで拾ってくれるんだという…。

 そして唐突なホラー。からの不穏なBGM。そこでその曲使うの!?!?!?!?!? ってめちゃくちゃ驚いて興奮しました。
 世界観の真相が明らかになってユニバースってそういうこと!?!?!?!?! ってなりました。
 そしてメモ。あれ気になってたけどやっぱそこで収束するのね! ってなりました。そこがとても熱かった!

 そしてそして最終決戦。もうこれでもかとやりたいことをやってるって感じ!!! そして見たいものをたくさん見せてくれてめちゃくちゃ熱いし泣くし…。そしてあの人も出てきた!?!?!??!? ってなりました。もうお腹いっぱい…って感じ。なのにまだまだ怒涛の展開が続いて、もともっとまだまだ続く!!!! 変身バンクがかわいかった…。
 もうお腹いっぱいなのにまだまだごちそうが出てくる出てくる。まさに特撮アニメ作品のオモウマい店!!!!!

 そしてしっとりした締めが良い…。エンドクレジット終わって劇場が明るくなる直前のエンドロール後の映像でクスッとしました。
 もしかしてアベンジャーズのオマージュ?


○終わりに

 もうほんと全体通してのパートや日常パートだけでもお腹いっぱいってくらい描いてくれたのに、そこまで拾ってファンサービスして…いや海鮮丼に食べ放題の焼肉に御馳走のフルパレードなのによくまとまったなぁ…と思うくらいに全部詰め込みたいことを詰め込んでくれた作品というすごい作品でした。制作された方々が全部やりたいことを詰め込みまくったんだろうなというくらいに気合が入りまくっていました。
 もちろんテレビ本編を経てだからこそもあるんですが、アニメ映画でここまでおもしろいと思った作品は、去年にVtuberの同時視聴配信で見たプロメア以来でした。いろんなものを詰め込んでおもしろく作れるってすごいですね。

 SSSS.GRIDMAN、SSSS.DYNAZENONどちらかだけでも見ていた方は絶対に見たほうが良い作品ですね。終わり方がとても良かった…。
 『フィクションの良さ、作り物、フィクションだからこその良さを声に出した作品』という、それがテーマなんだろうなと思いました。

 思えば私も生まれてからずっと特撮作品に支えられて生きてきたからなぁ。ヒーローは現実にいないけど、心の中に実在してる。だから”ヒーローはいる”んですよねぇ。多作品になりますが、『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』を思い出しますね。

 本当に『作品』とは良いものだ…。


 オーイシマサヨシさんの主題歌『uni-verse』がとても爽やかで良い曲です!

 配信されたこの楽曲を購入し、改めてじっくり聴いてると…。自分が思い描くフィクション(想像)をも肯定してくれてるようでグッときますね。
 落ち込んだ時に聴くととても元気が出ます。


○おまけ

おそらく放送当時のグリッドマン

 めちゃくちゃ懐かしいものを掘り出してまいりました。



追伸:

 帰ってきたウルトラマンでおなじみの俳優、団時朗さんが3月22日に亡くなられたそうです。
 帰ってきたウルトラマン、曲もテーマも好きです。そしてなにより団時朗さんの郷秀樹さんが好きでした。

 ご冥福をお祈りします。

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