2018 オリンピック国立公園とカートコバーンの旅 (13)
August 1, 2018
ショートトレイルで箸休め
Forks:地元のレストランで朝食
同僚が会社を辞めていた
High divide Loop Trailを十分堪能したので、箸休み的にショートトレイルをした。その前に民泊の近所で朝食を。
エッグベネディクトを注文したのだがレンチンで硬くなった卵だった。フレンチトーストは普通に美味しいがカロリー半端ない!オムレツは普通においしかったそうだ。
アメリカの大衆食堂ではコーヒーはわんこそばのように終わりなく注がれる。しかし味はまずい。一杯で良いので美味しいコーヒーが飲みたい。
ネット環境がすこぶる悪いオリンピック半島でフリーWi-fiがある公共の場は有難い。この食堂もフリーWi-fiがあった。
お腹もいっぱいになったので海岸沿いに向かう。
目の前の車の荷物がすごくて驚いた。車幅よりはみ出ていいる荷物は初めて見たぞ。
そこで携帯が鳴った。久しぶりに電波が入ったため一気にメッセージを受け取ったようだ。
なんと、出発前に辞職したんじゃないかと疑っていた同僚が辞めていったことが週明けに判明したようだ。。
お。。。マジか。となったが、休暇中で、次の予定があるので、先に進む。
Sekiu:道が行き止まりになってしまった
カナダとの国境
海が目の前のところに到着。この辺りは国立公園ではない。
海の向こうはもうカナダのヴィクトリアなのだ。
携帯のシグナルがカナダのものになった。
写真を撮っていたらバイク二人乗りで旅している中年夫婦と話した。ヴィクトリアからシアトルへ渡ってきたらしい。調べたところフェリーが出ているようだ。私はカナダはケベック州(しかも仕事で)しか行ったことがないよと話すと、「ケベックの人たちはSnobbyだ」といって鼻を押さえていた。仏語圏でフランス人気取りだからかな。
この夫婦とはここで分かれて、私たちはそのまま半島を先に進んだ。半島をぐるりと回り、Shi Shi Beachへ向かおうとしていたのだが、道がなくなってしまった。来た道を戻り、Shi Shi Beachへ向かう。
Shi Shi Beach:Shi Shi Beach Trail
青空トイレもいいかもしれない
駐車場は国立公園の園外にあるようで、海岸に出るまでは少し歩く必要があった。トレイルは森の中を歩くところから始まった。
少し雨が降ったせいか、地面がぬかるんでいる場所もあり、迂回が必要だったが、大抵の道は大丈夫だった。
ほとんど勾配はないので、簡単なトレイルだが、とにかく森の中を歩くので、人がいないと少し不安になる。
海岸へ降りる急な坂のところで、オリンピック国立公園の園内に入るという看板があった。
意外に急なので注意なトレイルだ。戻ってくる人の息は切れていた。
あともう少しで海岸というところで、トイレを発見した。
青空トイレだった。
だれが用を足すのかはわからないが、緊急を要するときは使えるのかもしれない。
そうこうしているうちに海岸へ到着した。
海岸に降りてみると、ところどころでキャンプをしている人たちがいた。
映画「グーニーズ」のような海岸だな。
ちょうどこの日の天気は薄暗い曇りだったのでよりそう思ったのかもしれない。グーニーズの舞台はオレゴンだったっけな。
ずっと海岸沿いを歩いていけば、Point of the Archesに辿りつくようだが、往復15キロの道のりを筋肉痛で歩くほど元気ではなく、途中で海岸で休憩することにした。
少し日差しが戻ってきたが、やはり曇りの1日だった。
ジェットボイルで袋ラーメンを作り、海を眺めながらランチにした。
こういうラーメンは具がなくても、インスタントでも美味しいものだ。
30分ほど休憩して、駐車場へ戻ることにした。
やはりあの急な坂を登るのは大変だった。
La Push:River's Edge Restaurant
ネイティブ・アメリカンのエリアにあるシーフードレストラン
そのあと、La Pushという街の、River's Edge Restaurantへ夕飯を食べに向かった。
地図上ではとても近いが、車では一旦また半島の先をぐるっと回る必要があり、2時間ほどかかった。
このLa Pushはキルート族の居留地のようだ。
狼の子孫と言われているらしい。
街はあまり裕福ではなく、治安もよくなさそうだったが、実際はわからない。
人がたくさん集まっていたレストラン、River's Edge Restaurantに到着した。
夕日が見れるかなと思ったが、そういう感じではなかった。
近くにはマリーナもあった。
少し肌寒かったのでクラムチャウダーから始めた。
とても美味しいクラムチャウダーだった。
本当はサーモンを食べたかったのだが、売り切れてしまったと言われてしまい、ホタテにしたが、これもめちゃくちゃ美味しかった。
パスタも美味しかったらしい。
店はとても混んでいたが、スタッフはチャキチャキ動いていたので、待つこと自体は苦痛ではなかった。こういうお店を見つけるといい気持ちになれるし、チップを払うのも気にならない。アメリカのレストランのサービスがみんなこうだといいのに。
このあとまた時間をかけて、農場の離れの民泊に戻った。
続く