
2018 オリンピック国立公園とカートコバーンの旅 (12)
July 31, 2018
農家の離れに2泊する
Forks:The Loftという民泊
興味深い体験
オリンピック国立公園は一つの敷地ではなく、いくつかのパートに分かれている。そのため、氷河のエリア、熱帯雨林のエリア、海岸のエリアと3つの異なる自然を一気に楽しめる。
次のバックパックは数日先だったので、一旦氷河エリアを抜けて、海岸エリアに行こうという予定だった。
温泉で癒して、程よい疲れでいったん公園を抜ける。
当日でも宿なんて見つかるよーといいながら海岸エリアへ向かっていた。
なにせ、トレイルヘッド、温泉エリアは圏外なので、前もって宿の状況を調べることができなかったのだ。そして1日目にあれほど宿を見つけるのに苦労したのに、また同じ過ちを繰り返したのだ。。。
宿がない。。
そもそもそれほど宿が多くないエリアなのだろうけど、それにしてもない。電話してもどこもいっぱい。
本当にどうしようかと、キャンプしかないのかと諦めかけたら、一つのモーテルが「知り合いが民泊やってるからそこに聞いてみたら」と電話番号を教えてくれた。
空いてるよー、と快諾。
ただ、GPSに沿っていくと間違った所に行くらしく、橋の下で曲がって。。。。と説明してくれるがわからない。とりあえずそれっぽい橋まで来たが、わからない。
2回目の電話で、旦那さんが迎えに来てくれるという。待っていたら、旦那さん登場。
まさかのバギーで。
「俺についてこい!」
とバギーを走らせるのだが、早い!
最後なんてもう見失うんじゃないかと思った。
そして、到着。
農場の離れの2階を貸し出しているらしい。


ここ数年、オリンピック半島の観光人気がすごいらしく、年間の訪問者数とか色々話してくれた。
でとりあえず今晩の宿代を渡す。
もちろん現金。
カードやデビッドの使用は不可だった。
「レジストレーションとか書かなくていいの?」
と聞いたら
「俺みたいな田舎もんにはわらかんわー」と笑いながらそのまま「おやすみ」といって出て行った。
なんかものすごい素朴なおじさんでアメリカにもいるんだなー、こんな人、という感じだった。
部屋はきっと最近自分で改装したんだろうなというぐらい大雑把な感じだったけど(1部屋を3ベッドルームに区切った)それもなんかいい味だしていた。
博士号を取得して渡米したときのはじめの家が、日本人の大家さんの家の離れの2階で、こんな感じだった。懐かしい感じだ。
キッチンもついており、色々快適だった。
朝食はついていなかったが(当たり前か)、ダイニングテーブルの上にオートミールがおいてあった。
シャワーもできたしここで2泊することにした。
続く