2023 日本一時帰国(43)
December 25, 2023
回天と特攻について学ぶ
回天記念館→回天訓練基地跡
回天記念館を出て、再度港の方へ戻る途中に当時の基地の一部が残っているのを見ることができる。
写真は撮っていないが、道沿いの塀も当時の基地のものらしいし、この階段もそうらしい。確かに私たちが歩いた道をたどらなくてもすぐに海沿いに出ることができる。
まぁ、海にでるというよりは、今は学校のグラウンドになっているところにも訓練基地としていろいろ建物があったからだと思うが。
これらの建物はよくわからない。戦後に住宅として使っていたのか、中に家具があるのが見えた。
わずかに見えるのが、当時の基地の建物が残ったものらしい。
山を下りきり、港に戻る方向と逆に、トンネルがある。
このトンネルは特に戦争が進むにつれ、日本側が機密度を上げていったため、魚雷が外から見えないように隠すためでもあったらしい。
二人で歩くのも怖いトンネルだった。これ、一人旅だったら結構勇気がいる。
訓練場にずっと続いているかと思われたトンネルだったが、途中でトンネルが開いていて、海が臨めた。
訓練場の建物が見える。
海はこんなにきれいなのに、当時はみんな戦争のための訓練を、この景色を楽しむ間もなくしていたのかと思うと本当に心が痛い。
夕日もきれいだろうと思う(この日は雲がいっぱいだったが)。
いよいよ訓練跡地に到着。
訓練場から見える景色は本当に綺麗なのに。
色々思うところがあり、すこし時間を使って訓練場を見学し、再度トンネルを通り、戻る。
当時の大津島は軍関連の建物ばかりだったようで、今は学校として使われていると思われる。ただ住民はいるのかな。民家が見当たらなかったが。
資料館から山を下りる時にみた階段が見えた。
大津島の変化。
時間がたったので、日はさらに沈んでいた。
トンネルを抜けた側からも訓練の建物が見える。
帰りにはまた猫がいた。
のんびり写真を撮っていたらフェリーの出る時間が近づいてきたので、最後はダッシュで船に乗り込んで、徳山港に到着。
このまま、さらに西に進むことにした
(続く)