2019 IcelandとLaugavegur Trail (12)
July 2, 2019
Hrafntinnusker- Álftavatn:初の渡渉
おそらくHrafntinnuskerからの出発は一番早かったのではないかと思う。
雪山の景色を楽しみながらひたすら進む。
後ろを振り返れば、Hrafntinnuskerのハットが小さく見える。
太陽が眩しい。
雪解けは始まっており、ところどころ雪の洞窟ができている。
降りて見に行くとか危険なことはしないが、ものすごく気になる。
景色は見る方向によって大きく変わり、本当に壮大。
30分ほど歩くと、ハットがはるか遠くに感じてしまう。1キロちょっとしか歩いていないのだが。
右下には3人組。その後ろにも人がみえる。
出発したときは人はほとんど起きていなかったのに、このころにはすでに何人かのグループに追いつかれ始めてきた。
最初に追い越されたのは、ソロハイカーだった。ここの急登は苦しかったが、登り切ると、信じられないほどの壮大な風景が。
ここで少し休憩する。おそらくここがこのトレイルの最高点だと思う。ここから、多少のアップダウンはあるが、緩やかに下り始める。
さっきの休憩のとき遠くに見えた3人組についに抜かされてしまった。
下って行くとともに、雪はどんどん減っていく。
この辺りはまた温泉が湧き出ている場所がところどころにあり、そこで溶けた雪が苔を生やしている。
温泉の匂いがするし、酸化したような色の土と空と雪のコントラストがまたすごい。
ものすごい明るい緑だった。
また少し景色が変わり、一気に景色が開けたところに着いた。
吹きざらしで、風が強い。別のハイカーと出会った。
左手に氷河、遠いが目の前には湖らしきものが見える。
後ろを振り返れば、草原の丘。
初日も氷河は見えたが、今度はさらに近い。
望遠レンズで拡大してみた。
今日の目標地点ではなく通過地点になってしまったÁlftavatnらしきものが見える。湖が目印だ。
望遠レンズを使ってみる!
小屋まで見えた。でもまだ遠い。。。標識で距離を確認する。あと5.3kmで中間地点だ。
色々な人のブロブなどで予習しており、分かってはいたのだが、結構な下りが始まった。道が瓦礫というか岩なので、ゆっくり進まないと滑り落ちてしまいそうになる。あまりスピードを出すことができなかった。
そしてついに来た、渡渉。
このために、ハイキング用サンダルを購入していたのだ!
初の渡渉。ワクワク。
冷たい!とかいうレベルではなく、突き刺さるような冷たさだった。
氷水みたい。
まぁ、雪解けの水がそのまま来てるから仕方ない。
しかし、本当に冷たかった。
ここが一番冷たかった。
ただ、このあと、足のむくみが取れて、しゅっとするのは気持ち良い。
靴に余裕ができる(笑)
ここまで来ればあとはひたすら平らな道を歩く。
歩きやすい。
標高が下がったからか、苔というか草原が広がる。
湖が見えてきた。
たんぽぽも咲いていた。
遂にハットが見え、長い目の休憩を取れる!と思ったら、なんとバーやレストランの看板が!
ここはかなり楽に車が来れるのか、設備が整っていた。ロングトレイルでバーやレストランがあるのは流石にびっくりした。
昼間だけど、まだテントがあった。のんびりしている人がいるようだ。もしくはここで短いトレイルを楽しんでから次のキャンプサイトに向かうのかもしれない。
Álftavatn で休憩。昼ごはんの準備を始める!
Hrafntinnusker- Álftavatn (12km)
所要時間、5時間。
結構時間がかかったようだ。。
(続く)