159円の優しさ
少し嬉しい話があったので共有させてもらいますね。
高校も大学も同じ親友がいて、物を借りるために今日大学で待ち合わせしました。
授業前ギリギリに合流して、袋ごと物を借りたわけです。
その時袋の中にクッキーがあって、なんと、クッキーもくれました。
理由を尋ねると、「クリスマスだから!」と。
こうして私は予期せぬクリスマスプレゼントを手に入れたわけです。
この気遣いが嬉しくてそのあと10回くらい思い出しては幸せな気持ちになりました。
そのクッキーの値段は159円だけど、159円のクッキーから得られる何倍もの幸せを得たというわけです。
さて、Mrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」という曲に次のような歌詞があります。
私自身最近勉強やバイトに忙殺されていました。にもかかわらず、ほんの1分くらい親友と会ってクッキーを貰うだけでここまで幸せな気持ちに満たされるのです。
些細な優しさってほんとに大切だなぁと。
だからこそ絶えず自分も優しさを供給する側に回りたいんですよね。そうやって生まれていくんだと思います、縁とかって。
そう思うからこそ、どんなに忙しくて心を亡くしていても、人前では余裕を見せて優しさを分けてあげたいと思うのです。そしてそれが私の考える「徳」です。それが連鎖していくことで、世の中はきっと良くなると思うし、それこそが古代の儒家たちが追い求めてた徳治政治というユートピアなんだと思います。
結びに変えて