叙情的に日記を書いてみんとす
窓を閉めて寝たはずなのに、朝は冬の空が嘲笑うかのように冷たくなる。
これからは朝起きたらまず靴下を取り出す生活が続くのだろうな、なんてことを考える。靴下を履くと、身体と同時に少し心も温まる。
そうはいっても冷えていると身体は動かないもの。ミノムシのように布団にくるまって動き出せない。これからの季節が少し心配になる。
大学とバイトがあることを思い出し、薪に火をつけるように身体を起こす。
コーヒーを飲んで支度を済ませる。気付けば授業開始が迫っているが、気付かないふりを続けた。