あんぱんち

大学生。僕の言葉は伊坂幸太郎と大森元貴から成り立ってます。感情のタイムカプセル

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  • 音楽(ミセス・ロック) 

    ミセスの音楽を中心に、その他若手バンドの曲やライブについて綴ってます。知ってる人もまだ出会ってない人も、何かのキッカケになりますように。

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コロンブス歌詞解釈

素晴らしい曲がそれに値しない評価を受けるのは非常に癪。少しでも世間のイメージアップを図るためにツイート量増やしたりもした。 でもコロンブスという曲自体には深く触れてないし、𝕏上では考察を見たくない人たちも沢山いるだろうから、ここでコロンブスの歌詞を今1度読んでみようと思う。いつもよりラフな文体で書いてみようと思います。1万字近いので覚悟して読んでください。 考察というか、解釈というか、解説というか。 2024年6月リリースのMrs. GREEN APPLEのコロンブス。

    • ASDとして生まれて来た話。

      18歳の時、親から、あなたは障害を持って生まれてきたんだ、と言われました。 どういった文脈だったか、詳しくは覚えてないけれど、口論してた最中に言われたことは覚えています。 「あんたは人の気持ちを考えられないんだ。だから人一倍人の気持ちを考えろ」と言われ、あまりにも断定的な表現だったので詳しく尋ねたところ、アスペルガー症候群であることを告げられました。 当時の僕はその名前すら耳にしたことはありません。その後僕はインターネットで症状や特性についてたくさん調べました。 ど

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      • アマチュア

        人生の岐路に立っているので、「自分の進むべき道は本当にこっちで合っているのか?もっといい道があるのではないか?」と考えることが増えた。 自分の能力を最大限活かすにはどうすべきなのか、全くもって分からない。それは最期になるまで分からないのかもしれない。 人生一度きりだからこその難しさ。 そんな時、ふと好きな小説のとあるキャラの言葉が脳裏をよぎる。 我々は全員人生の素人なのだ。新人。常にデビュー戦。

        • 明らかに客体的に存在していると思えるものですらそれらは主観のうちに存するとしか言えないのに、明らかな異なる主観を持ち合わせる他者に対して自分の主観で他者を論ずるのは愚行としか思えない。そしてこれすらも主観でしか存じえないというパラドクス。

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        • ASDとして生まれて来た話。

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        • 明らかに客体的に存在していると思えるものですらそれらは主観のうちに存するとしか言えないのに、明らかな異なる主観を持ち合わせる他者に対して自分の主観で他者を論ずるのは愚行としか思えない。そしてこれすらも主観でしか存じえないというパラドクス。

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          17本

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          コロンブスを聴くと泣きそうになる

          Mrs. GREEN APPLEのコロンブス 突き抜けてポップな曲調が特徴的な曲だが、産みの親、大森元貴はこの曲を聴くと「泣きそうになる」そうだ。 その意味がリリースから3ヶ月半経ってようやく分かってきた気がする。 確かにこの曲、泣きそうになる。 思わず踊り出したくなるような曲で、ポップな故の多幸感。 ただ、それだけでは涙腺は緩まない。 コロンブスが生み出す多幸感は、どこまでもリアルなのだ。憂いに裏打ちされた狂おしいほどに現実味のある多幸感が、ポップで何かを誤魔化す

          コロンブスを聴くと泣きそうになる

          叙情的に日記を書いてみんとす

          窓を閉めて寝たはずなのに、朝は冬の空が嘲笑うかのように冷たくなる。 これからは朝起きたらまず靴下を取り出す生活が続くのだろうな、なんてことを考える。靴下を履くと、身体と同時に少し心も温まる。 そうはいっても冷えていると身体は動かないもの。ミノムシのように布団にくるまって動き出せない。これからの季節が少し心配になる。 大学とバイトがあることを思い出し、薪に火をつけるように身体を起こす。 コーヒーを飲んで支度を済ませる。気付けば授業開始が迫っているが、気付かないふりを続けた。

          叙情的に日記を書いてみんとす

          MGA on Harmony -あの頃の自分へ。夢が叶うよ-

          Mrs. GREEN APPLE on Harmony 10月15日・16日その記録 ※写真は全て自分または連番相手が撮影したものになります。 7月以来の大好きなバンドのライブ。 イヤホンをつけていつものプレイリストを再生する。ライブの日、家を出る時の暗黙のルール。 新幹線に揺られ、横浜駅に降り立つ。色とりどりの公式グッズに身を包むファンの多さに驚きと同時に安心感を覚える。 フォトスポットやFCくじを早々に済ませ、(もちろん外れた)沢山の友達と合流して開演までの時

          MGA on Harmony -あの頃の自分へ。夢が叶うよ-

          冷凍パスタが少なすぎる。

          冷凍パスタが少なすぎる。 レンジで4分チンするだけでこのクオリティのパスタが食べれるのは凄く嬉しい。お店のものと引けを取らないくらい美味しい。 それなのに、少なすぎる。麺自体にはそれほどコストかかっていないはずだから、もう少し量があってもいいと思うのだが.. 足りないからカップ焼きそばを食べる。お湯を入れて待っている3分の間に書いている。 最近寒い。今日は初めて室内で上着を着るくらいには寒い。 2週間前まで36℃あったはずだが... 3分は意外と早く経つ。 100円

          冷凍パスタが少なすぎる。

          Siip-彼が観てきた世界と現代への警句-

          平易な表現を使えば、タロットカードに注目したSiipの考察記事だ。 一年前に考えついたSiipに対するこの見方は、おそらくまだ誰も気づいていない考察を多分に含んでいるであろうし、限りなく真実に近いこともまた含まれていると感じる。 ただしこれから記す内容はあくまで「不完全な知識に基づいた断片的な理解」の域を出ないことをあらかじめ断っておく必要がある。 まずSiipという存在について知らない方のために簡単に説明しておく。 要は彼は羊の仮面を被った正体不明の表現者である。 2

          Siip-彼が観てきた世界と現代への警句-

          Siipとユダヤ

          正体不明の幻影表現者 Siip 彼の「πανσπερμία」(Panspermia パンスペルミア)について感じていることを記しておく。あくまで個人の感じ方に過ぎないことを念頭にお読み頂きたい。 この曲は、初めて聴いた時から曲調も相まって、まるでユダヤ人のことを歌っているようだと感じた。数千年前の西アジアに降り立ったかのような感覚に陥る。 目の前に荒涼とした無機質な大地が広がり、人の営みがあり、空には薄暗い雲が広がっている光景が眼前にありありと映し出されるのだ。 背景

          Siipとユダヤ

          きづき 伊坂幸太郎 モダンタイムス再読

          伊坂幸太郎のヘビーリーダー(こんな呼称は果たして存在するのだろうか)である私は、同じ作品を2度も、3度も、いやもっと何度も読み返すことがある。 今回は「魔王」の続編にして、伊坂作品史上最長である「モダンタイムス」を読み返した。最長であるため、この作品を読むのはおそらく3度目か4度目くらいだろう。他の作品に比べると少ない。 その中でもハッとさせられた言葉を書き残して置こう。 この言葉は歴史を学ぶ身にとって身近に感じられたし、ある種の真実であるような気もした。実際名著と名高

          きづき 伊坂幸太郎 モダンタイムス再読

          八月末日 深夜の散文

          スペースで好きな本について話していたら久しぶりに読み返したくなって伊坂幸太郎の「モダンタイムス」を読んでいる。既に深夜2時半。 明日12時からある企業の1day仕事講座がある事を考慮すると絶対本を読み返すべきではなかったのだが、涼しい夜には読書が似合うのだから仕方ない。 思えば、8月が終わる。8月は労働の月にすると決めていたから、しっかり働いた。役割はまっとうできたと思う。 夜はかなり涼しくなった。自転車並のスピードで進む台風のサンサンは関西に来るまでに力尽きそうだ。

          八月末日 深夜の散文

          タイトル

          昼に書いたnoteは満足な出来から程遠くお蔵入り。 なんの創作意欲もわかない自堕落な夜だ。 そんな夜にちょこっとタイトルのお話を。 noteにタイトルをつけるのは、かなり難しい。 創作物である以上、少し深みのあるタイトルを冠したい気持ちは常にある。 ただ、読んでもらえなければ意味がない。 時々、ある一定の層をターゲットとして書くnoteがある。その時はその層にしっかり呼んでもらえるように、分かりやすく簡明なタイトルを付す。その場合は、タイトルが先に決まってることが多い

          とはずがたりvol.3

          少し話すだけで全部わかる 良くも悪くも。 言葉選びとか言葉遣いひとつとっても、 ほんの先端を掴んだだけで、根っこまでたどり着ける。 人の気持ちが分からない人間だから、少しでも理解しようと努めた結果なのか、 それが行き過ぎたのか、人間観察に長けたのか はたまた盛大な思い込みなのか。 こちらはほんの少しでわかるけど 相手からすればほんの少しではわからないわけで そこにどうしても齟齬が生じてしまう。 多くの人間は、自分を好いてくれる人のこと好きになるんだろうけど

          とはずがたりvol.3

          誰かの1部になるということ

          大好きなアーティストはよく言う 誰かの1部になりたい それは根源的な寂しさ・飢えからきている感情なのだと思う。 可視化できないだけで、人の感情の60%くらいは寂しさからできているんじゃないかと最近考える。 誰かの1部になること 今の自分の1部になっている人は誰なのだろうと考える。 好きな音楽・好きな小説 その程度なのかもしれない 大好きな友達は自分の1部なのかと問われれば、簡単に首肯できない自分がいる。 恋人がいた時期、彼女は自分の1部だったかと問われれば、

          誰かの1部になるということ

          夏の大三角ってこんなに小さかったっけ

          夏の大三角ってこんなに小さかったっけ