
善と悪
こんにちは。高良です。
物事には二面性があり、一方から見れば悪とされるようなことであっても、視点を変えてみれば善であることは珍しくありません。
しかし、思い込みというのは困ったもので、時に善悪の区別を歪め悪に見える、悪と聞いたことのあることは悪、その反対も然りという具合にして思考停止を引き起こしてしまいます。
自分が正しいと信じて行ったことが本当は悪だったということがないように、物事に対して何を善とするか悪とするのかをしっかりと考えるべきではないかと思います。
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僕はよく思い込みによって失敗をしてしまいます。
例えば糖質についての考え方。糖質は体の主なエネルギー源であり、欠かせない栄養素です。ご飯やパンなどから摂取することができます。取りすぎもよくなければ、取らないこともよくありません。自分にとって適正な量をとることが望ましいといえます。
これに対して、あるときは体重を増やすには米を沢山食べるしかない。強豪高の選手たちはテレビの密着でたくさん食べていたからおそらくそうなんだろう。と極端なままに食べ過ぎたり、長友選手は糖質を取らないらしい。脂質をエネルギー源にしたほうが動けるみたいだ。と極端に取らない選択をしたりしていました。
実際たくさん食べれば体重は増えるけれど体がどうにも重かったり、取らなければ力がでないなど極端な選択はどちらも正しい努力につながらなかったというように思っています。
糖質が悪だ、善だと思い込んでいたように、物事には二面性があります。それを正しいものとするためには思い込みを捨て、自分にあった形で吸収できるようにするべきだと言えます。
善か悪かの判断をすぐに下すよりも、色々な角度から検証することが重要だということが言えます。
また、得た情報がいつまでも正しいとは限りません。
地動説が間違いではなかったように、今得ている情報が間違ったものである恐れもあれば、自分の変化によって正しいものでなくなる可能性もあります。
常に情報をアップデートしていくことを怠らず、正しさを見出すことができるのであるとすれば、思い込みにとらわれず善とすることができるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。