東北の5月旅 秋田編
先日アップした下の青森編の続きで、今回は 東北の5月旅 秋田編をお伝えします。
1.秋田犬会館、八郎潟を俯瞰
前の記事では、青森県内の様子をお伝えしました。
この日の午後(2023年5月10日)は秋田県内へと移動して、先ず大館市内にある「秋田犬会館」に寄ってみました。
ここは観光施設というより、秋田犬保存会の事務所であって、一階の事務所で入場料を払って、二階の展示室に進みます。
展示室では感動的な秋田犬にまつわる話しや、マタギの生活を見ることができるものの、お土産や記念になるものはそんなにありません。
秋田犬グッズを買うなら「秋田犬の里」を利用されると良いでしょう。
驚いたのは、事務所の床に2匹の大きな秋田犬が大人しく寝そべっていたことです。
許可を得て、撮らせてもらいました。
このあと、八郎潟が俯瞰できる五城目町の森山森林公園の山まで移動しました。
昼間は晴れていたものの、残念ながら夕方には曇ってきて、真っ赤に染まる八郎潟を見ることはできずじまいでした。
それでも、その広さを実感できたのは良かったと思います。
この日は、そのまま森林資料館「五城目城」駐車場で車中泊しました。
2.八郎潟、なまはげ館、角館、潟分校
朝になって、目の前に広がる八郎潟を横切って、男鹿半島の「なまはげ館」に向かいます。
八郎潟
元々汽水湖で高低差が無い上に広大なため、干拓地を流れる水路はゆったりとしていて、どこか大陸的です。
なまはげ館
ここの目玉は、何と言っても「なまはげ」の実演が見られることです。
展示のための建物とは別に、昔の藁ぶき屋根の農家があって、そこで北海道から来た中学修学旅行生と一緒に実演を見ることが出来ました。
なまはげが家に入ってくると「なまけものはいねーかー。」と言いながら板戸を叩きながらを家の中を回ります。
事前に説明はあったものの、一緒に見ていた中学生から悲鳴が出るくらい迫力満点でした。
「この「なまはげ台帳」によると、お前んとこの孫は勉強もしないでゲームばっかりやっている。どうなんだ。」と見ている中学生向けのアドリブを効かせ笑いを誘っていました。
場の雰囲気と合わせて、同じ部屋で目の前で見られるのは、テレビで見るとの違って、迫力満点です。行って損は無いと思います。
角館(武家屋敷)
このあと、東にずっと移動して角館を目指します。ここは4年前にも訪れたことがあって、好きな街並みの一つです。
武家屋敷の内部は観光用ということもあるかと思いますが、質素な感じがいいですね。
各部屋に囲炉裏が切ってあって、こんな部屋で暮したことも無いのに何故か懐かしさを感じます。
思い出の潟分校
角館から北東の方向にある田沢湖、その湖畔にある思い出の潟分校(元 田沢湖町立生保内小学校潟分校)行ってみました。
昔の木造の小学校は板をずらしながら貼っていく鎧張りで作られていましたが、ここではそのままの形で残されています。懐かしい。
教室の中は、機能的には今とあまり違いはありません。黒板に「走れメロス」と書かれていて、これも雰囲気を醸し出していました。
この分校は、大正時代に建てられたとのことですが、そのしっかりした作りから貧困の中でも子供の教育には力を入れていたのが伺われます。
このあと、「道の駅 おおうち」に移動して、車中泊しました。
3.鳥海山
この日(5月11日)も朝からいい天気で、山に登るには最適です。
この鳥海山には4年前の秋に訪れていて、下の記事の前半にその時の様子を紹介しています。
その時は紅葉がすばらしく、また山自体が魅力的だったので、季節を変えてまた来ようと考えていて、今回それが叶った訳です。
この前に来た時とは季節も真逆で、全く違った鳥海山を見られたことはラッキーと言うしかありません。
このあと、鳥海ブルーラインを南に下って山形方面に向かいました。
ここまでご覧頂いて有難うございました。
この後、山形に移動します。
山形の様子は3月17日にアップしましたので、是非ご覧ください。