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株式会社WACULに入社しました。

入社エントリーも書こうと思います

こちらは「5年を過ごしたA.T.カーニー株式会社を退社致しました。」というエントリーと対になる、いわゆる入社エントリーというやつです。

退職エントリーを書いたので、入社エントリーも書かねばと思ったのですが、スタートからめちゃくちゃ忙しくて、なかなか書く時間が取れませんでした。しかし、これは言い訳です。工数は生みだすものです。

そして、いきなり話はそれますが、なぜ退職の対義語が入職ではなく入社であり、入社の対義語が退社ではなく退職なのか、あまり考えたことがなくわかりません。…しかし、インターネットの世界は素晴らしいので、ググればすぐにいろいろなことが学べて便利ですね。

AIでデジタルマーケティングを支援する株式会社WACULに入社しました

株式会社WACULというAI(人工知能)でデジタルマーケティングを支援するスタートアップに入社しました。取締役CFOという立場になります。

会社のフェーズとして、ここからアクセルをぐぐっと強く踏む場面ということで、社内外にぜひこのシフトチェンジを知ってもらいたいということで、リリースも出しました。そのため、顔も出しました。

7月17日から入社し、すでに働いています

すでに7月17日の株主総会で取締役への就任を認めていただき、働き始めています。ざっくり2週間程度経っていますが、守備範囲を広くとって、なかなかしびれる日々を送っています。

財務、経営、アライアンス。できることはなんでもやります

会社ホームページのリリースにも書いたのですが、財務戦略の策定や経営戦略策定の支援、事業提携の推進などを行ってまいります。CFOなので、もっとも重要な任務は財務戦略の策定と実行(実現)です。

今後の事業のさらなるドライブのために、そして株主へのお返しを正しく実現していくために、自分が金融機関で学んだことを精一杯なんでも会社に注入していこうと思っています。また、経営戦略の策定であったり事業提携であったりといった戦略コンサルティングファームでの経験を活かせるものについても、どんどん自分の色を出そうと考えています。

これまでの金融とコンサルの両方の経験を活かすことで、昔ながらの「裏方のCFO」ではなく、事業もわかる「攻撃型CFO」となろうと決めています。それはリリースにも書いた自分のコメントにも想いを込めました。

AIアナリストというソリューションが、中小企業の皆さんを中心に広く受け入れられつつあり、業務提携などさらに成長のアクセルを踏むフェーズに参画できることをうれしく思います。
これまでの経験を最大限にレバレッジし、アライアンス・財務戦略・中期経営戦略の策定など幅広く、攻めの姿勢で事業の拡大に尽力いたします。

WACULは非常にスマートな会社だと思います

WACULは、人がクリエイティブなことに時間を使うべきだと考えており、WACULのAIは徹底して自動化のために動いています。「車輪の再発明」は特に忌み嫌われているものです。「車輪つくり」は全部AIの中にいれて、システムに大量の車輪を作らせたら、あとは人がその車輪を使って「どこに行くか」を考えるという、よりクリエイティブなことに頭のキャパを使うべきだと考えています。僕もゴールドマン・サックス時代には、紙の有価証券報告書を一生懸命にエクセルに打ち込んだりしましたし、それが修行になるなどと思った時もありました。でも本当は、そのテンキーを叩く時間を有価証券報告書から読み取れることが何かを考える時間にあてたほうがよっぽどバリューがあったんだと思います。WACULは無駄な作業から人間を解放しようとしています。ある人はAIが人間の仕事を奪うといいますが、そうではなくて人間がすべきでない仕事をAIがするのであって、AIと人間の共生の社会を作ろうとしているのだと思います。

こういった精神がプロダクトにも溢れているWACULは、特にウェイウェイ感のない落ち着いたスタートアップです。CEOが京大→ボストン・コンサルティング・グループだったり、COOが東大→beBitでbeBitを飛び出してきたスーパーなWebマーケ職人だったり、そういった経営陣のキャラクターが出たスマートな集団なんだと思います。

走り回る日々を送っています。あなたの成長を助けるので、会社を助けてください

また、強いプロダクトが一定程度できあがってはいるので、ビジネスサイドも開発も、現プロダクトをレバレッジしてどんなことをやってやろうかと、いろいろ考えられる部分が大きくなっている状況にあると思います。

そのため、本当に毎日やりたいこと・やるべきことが山のようにあり、それに優先順位をつけながら、でも拾えるだけ拾っていく、という生活をしています。超マルチタスクを求められるため、正直コンサルの時より忙しいんじゃないかと思うレベルです。自分でやっちゃえば即改善できる!と思えることも、あえて若手の人にまかせて、自分はコーチングに徹しよう、ということもあります。できるだけ社員全員を巻き込んで、いい流れを自分から作っていけるように意識しています。

人が足りなくて足りなくてしょうがないので、営業もマーケも開発もデザイナーも、優れた人材にみんなみんな来てほしいと思います。僕も来てくれた人には、精一杯自分の学んできたスキルを惜しみなく注ぎ込みたいですし、それを吸収して大きく成長し、もう近いうちに会社を支えてくれる大黒柱となる人材をつくりたいと思っています。




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