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写真と文章

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写真とともに、ありありと思い出す
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俺のギター

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博多駅前クリスマスイルミネーション

十六夜月と飛行機

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河川敷のコスモス

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ひまわり畑

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都会の海。サイクリングコース

池袋のたわいもない景色

どんなにそのときの思いを詳細に書き記していたとしても、数年後、あるいは10年後20年後、気持ちをありありと思い出すのはむずかしい。それでも、ときどき書きたくなる。忘れないように、この思いをいつでも、1ミリも逃すことなく思い出せるように、と。そして満足のいく「記録」を終えた瞬間から、その思いは色褪せていく。 僕は20代のころ東京池袋の近くに住んでいた。本当に社会的にどうしようもない20代を過ごしていた。最低限お金を稼いでいたけど、パチスロと音楽とインターネットばかりしていた。

カメラを買った

カメラを買った。カメラを買ったのは人生で二度目だ。一度目は今から15年くらい前だったと思う。いわゆる「コンデジ」というやつを買った。そのコンデジを買った理由はなかなか書くのに恥ずかしい理由で、あのカメラが大活躍したのはほんの1日か2日くらいだったとだけ書いておこう。 新しく買ったカメラは写真のとおりである。同じく最近買った植物にまぎれこませて撮ってみた。結構いろいろなものに手を出してみる私だが、これまでなんとなく写真だけは避けてきた。その理由は、父が写真をやる人だったから、