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パリ親子二人旅〜11&12日目(最終日)

充実したパリの親子二人旅も残すところあと2日。お互いそろそろ仕事始めと勉強始めに取り組まないといけないということで、この日も散歩がてらカフェに行ってそこで仕事&勉強することに。

この日は朝から凍えるような寒さで、少しでも温かいもの、そして夜は良いビストロを予約していたので、ランチはアジア系にしようと思ってGoogle Mapsで歩きながら探した結果、タイ料理レストランに行くことに。

トムヤム系のスープを単品でと頼んだと思ったら、それにもライスがついてきて結構なガッツリランチになってしまった。

美味しかったけど、やっぱり辛いものが苦手なフランス人に併せてかなり甘めの味付け

その後仕事の出来るカフェを探してさまよったが、そうなるとやっぱりスタバになってしまう。何とか電源完備でWifiも良好なスタバを見つけて、3時間ほど集中。

その後は、すっかり忘れていた重要ミッションである、娘が行く予定のインターナショナルスクールの周辺チェックに行くことに。色々歩き回った結果、学校に近すぎるエリアはあまり住みたいと思うエリアではないことを発見し、翌週以降の家探しの良い参考情報を得ることが出来た。

そこから歩いて16区まで戻り、レストランの予約時間までメトロ9番線に沿って散歩することに。このエリアは15年前に住んでいたエリアでもあり土地勘があることもあるが、今回パリの色んな場所を改めて歩き倒した後で言えるのは、16区はいかにも住みやすい区だなということ。街の雰囲気も落ち着いていて安全だし、歩いている人も良さそうな人が多い。

そして楽しみにしていた、少しランクが上のレストランで息子と二人最後の夕食。今回の旅でどうしても巡り会えなかった仔羊のメニューが無いかと期待していたが、結構シーフードに力を入れたメニューで今回も仔羊は無し。カレダニョー食べたかったが、それは次回のお楽しみ。

美味しかったけど、エビとアボガドとオーロラソースだと、まあ不味くはならないよな
息子が仔牛を頼んだので、僕はVolailleを
デザートはタルトタタン&フレッシュクリーム

この日は二人でパリの旅を振り返りながら、親子水入らずの会話を楽しんだ。1年半前までマレーシアに赴任していた4年間の間はコロナのロックダウンもあり、2年3ヶ月離ればなれになってしまっていたので、今回の旅で親子二人でゆっくり時間を過ごせたことは本当に良い想い出になった。

翌日はいよいよ息子の帰国日。朝は昨日レストランに行く前に買った、昔住んでいた家の最寄りのBoulangerieで買った思い出のPain au Chocolatを朝ご飯にして、夜のフライトを見越して少し遅めのランチに。

12日前にパリに来て最初に行って美味しかったBoulangerieのある道を歩きながら、空いているお店を探すと、丁度良さそうなビストロを発見。
これが大当たりで、特に息子が頼んだチーズバーガーは絶品だった。

フランスのレストランは割合どこでもチーズバーガーをメニューにラインナップしていて、結構美味しい。考えてみると、赤身肉とチーズとパンとポテトと野菜が美味しい国で、チーズバーガーが不味くなるわけがない。

出発前に部屋に戻って、パリを発つ前の最後のお楽しみ、Gallet de Roiを食べる。買ってきたのは中がリンゴのパイで、甘酸っぱいフランスのリンゴがぎっしり詰まっていて美味しい。

そしていよいよ息子の帰国の時間に。アパートメントホテルから歩いて20分くらいのOperaから空港行きのバスに乗ることにして、出発。
問題なくスムースに到着して、いよいよしばしのお別れの時。

今回の旅は、きっと一生忘れないだろうなと思えるような楽しく充実した時間だった。家族とは言え、改めて親子二人だけで2週間近く過ごしてみると、お互い新しい部分を発見できて、そして大人になった息子と少し真面目な話も出来たりして、本当に素敵な12日間だった。

そして僕は一人パリに残って、明日からフルスイングで仕事の日々が始まる。バスを見送りながら、息子が去った寂しさも少し感じつつ、仕事始めに向けて決意を新たにしたのだった。

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