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パリ親子二人旅〜10日目

この日は待ちに待った貴重な冬の快晴の日。
青空が見える日のために我慢して取っておいた、パリの中で最も好きな場所の一つである、Montmartreへ。

実際朝から12月のパリとは思えないような青空が広がり、気温は今週最も低い予想なのに、厳しい寒さは感じない。

朝10時頃に8区のアパートメントホテルを出て、まずは腹ごしらえに気に入ったBoulangerieへ。

サンドイッチとカフェオレで満たされた後は、出てすぐに道の先に見えるサクレ・クール寺院 (Basilique du Sacré-Cœur)をめざして歩く。

この日はとにかく天気がよく、歩いていて本当に気持ちがいい。

30分も歩けば、フレンチカンカンで有名なムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)に到着。青く晴れ渡った空と赤い風車、白い建物がトリコロールに映える。

モンマルトルは、とにかくコンパクトなエリアに見所が詰まっている。
ムーランルージュから少し坂を登ればピカソがアトリエを構えていたLe Bateau Lavoirだし、

そこから少し歩けば、ルノワールの傑作、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会(Bal du moulin de la Galette)の風車が見えてくる。

その少し先には壁抜け男の彫刻もある。

そこから少し登ると、芸術家が集まる広場、テルトル広場(Place du Tertre)に到着。

この広場は歩いて回るだけで、色々な芸術家の作品や似顔絵を描いている場面を数多く見られて、実に楽しい。ちなみにこの画家は、全ての似顔絵を一筆書きで仕上げている。

そして何より僕が好きなのは、丘の頂上に立つ、サクレクール寺院。
パリの中の数ある教会の中で、一番外観がかっこよくて美しい教会だと思う。

教会の中も外から見る以上に広く、そして美しい。

そして美しいのは教会だけではなく、その前から一望できるパリの街が、本当に絶景と言うほかない。

サクレクールを満喫した後は、モンマルトルを歩いて後にして11区のRepublic〜Oberkampf方面へ。

途中、Laduréeに寄ってマカロンを購入。

その後は、息子の発案でメトロ6番線のビル・アケム橋 (Le Pont de Bir-Hakeim)からメトロに乗ってエッフェル塔を見ることに。これが大当たりで、実に素晴らしい景色を堪能できた。

その後はPassy〜La Muetteの15年前に住んでいた界隈を散策し、夕食前にTrocaderoからシャンパンフラッシュのエッフェル塔を見に行くことに。

時間的にも丁度よく、まさにシャンパンフラッシュが始まる瞬間を撮れた。

夕食はアパートメントホテルから歩いて10分のLeonへ再訪。
ムール貝とベルギービールを堪能して、いよいよ残り二日、11日目につづく。





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