たこ焼きの想い出
先日、友達とタコパをしたのですが「子供のころのたこ焼きエピソード」を思い出して懐かしくなりました。
私の近所はど田舎なので、山と川と海と田んぼに囲まれていて、遊びに出かけるにも車で30分はかかるところでした。
近所には、魚屋、豆腐屋、駄菓子屋、スーパー、雑貨屋、床屋、、絵に描いたような田舎の風景。
遊びといえば、公園に行くか、海で釣りをするかくらいでした。
そんな生活の中で、私の楽しみのひとつが「たこ焼きの移動販売(たこ焼き八ちゃん)」でした!
その名の通り、車にたこ焼きの設備がくっついた、走るたこ焼き屋さん。
スピーカーから流れる「たこ焼き八ちゃんホレきたホイ♪」という愉快な音楽が聞こえたら、すぐさま近所の駐車場に走ります。
その駐車場が販売の定位置になっていて、近所からも、おじいちゃんおばあちゃんや子供がワイワイと集まってきます。
たこ焼きを買ってその場で食べる人、世間話をし始める人、たこ焼きを買ってすぐさま帰る人、ご近所さんの交流のきっかけにもなっていたなぁと思い出されます。
私もおじいちゃんに「ホレ、買ってくーだわや」と1000円札をもらって、移動販売車がいなくなる前に!と急いで買いにいっていました。
都会に住んでる人にとっては、近所のコンビニやたこ焼き屋さんで買える身近な食べ物。
私にとっては、たま~に来る販売車で買うことができる、ちょっと特別な食べ物が、たこ焼きでした。