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11月、パリは初雪

今日のパリの気温は1度からマイナス2度の間をいったりきたりとしていた。昨日はよく晴れていたけれど、空はもう灰色の雲が一面を覆っている。

ミルクティーを飲み身体をあたためて、しばらく過ごしていると、窓の外に小さな雪が降りはじめた。それもしばらくすると、大きな雪に変わっていき、木々や芝生の上は白くなっていった。

近所のヴァンセンヌの森の様子はどうなんだろうと気になり、厚手のセーターにダウンコートを着込んで様子をみにいくことにした。ダウンコートは東京ではまったく着たことがなかったけど、こちらでは必要だろうと買って持ってきたのが大正解だった。これがないとすぐ風邪を引いてしまいそうだ。

フードをしっかりと被って、森に入っていく。あたり一面は白くなりはじめた景色で、人の気配もほとんどない。湖や木々の様子を点検しているうちに寒くなってきたので、引き返すことにした。いくらダウンといっても傘もささずにそのままで出たのでコートも濡れはじめてきた。

せっかく外に出たのにそのまま帰るのも、ということで、近所のタバコやへ。パリのタバコ屋はまたカフェとは少し異なり、タバコを買うだけではなく、コーヒーやビールやワインが飲めて、スクラッチくじをすることができる、地元民の憩いの場である。

さっそくついてカウンターに行くと、ビールが注がれ渡されて、それを飲み時間をすごした。お店に通って3回目から、いつものビールをすぐに出してくれるようになった。一杯2.6ユーロ。それを飲みながら隣のムッシュと話をして、雪の中を歩いて帰宅しました。

♤スクラッチくじ気になりますね

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