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アルマティ滞在記③: 大統領公園

3日目は、国立民族楽器博物館と大統領公園へ。

まずは国立民族楽器博物館。

民族楽器が展示されているとあり、気になって行ってみるとこの日は一般閲覧ができず。その代わりに、民族楽器の演奏がありました。

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ロシア語での語りと歌詞はわかりませんでしたが、音楽的には、なんとなく、ジミーペイジがやってそうな感じ。さしづめ、民族音楽というところでしょうか…

しかしこの外観。ゼンコフ正教会といい、唐突に現れる鮮やかな建築物もまたアルマティ散策の楽しみでもあります。ヌルスルタンは(良くも悪くも)中心街ならどこを歩いても未来都市ですから。

ちなみにこの博物館も正教会同様に釘を使わずに建てられており、アルマティでの大地震にも耐え残っている建築物のひとつです。

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次に訪れた大統領公園(First President's Park)は、最大規模かつ無料開放されている公園。中心街からは離れているため、バスやタクシーを使っていきます。

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全体を散策するには30分どころか1時間でも足りなさそうなこの公園、Наурыз(ナウルーズ)が重なってか子ども連れも多く、なかには結婚式の撮影をしている方も見えました。

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公園名が指す"大統領"とは、ソ連解体後、カザフスタン共和国として独立してから初代大統領として君臨していた ヌルスルタン・ナザルバエフ大統領のことです。

1990年から2019年の長きに渡って初代大統領職に就いていたわけですが、ナザルバエフ大学やこの記念公園、さらには第二代大統領へと交代するタイミングで(敬意を表するために)首都名がアスタナ→ヌルスルタンへ変わるなど、影響力の大きさが窺えます。

余談ですが、〜スタンと聞くと中央アジア諸国以外にもアフガニスタン、パキスタン等、似た国名があることに気づきます。「スタン」は「〜の土地」を意味しますが、ナザルバエフ大統領はカザフスタン自体の国際的な知名度を上げるため、国名を「カザフエリ」(カザフ語でカザフスタンの土地の意)へ変更する意向を表明したこともある人物です。

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公園内の広場へ出ると、アルマティが山々に囲まれた都市であることを感じられます。

ヌルスルタンは近未来的に輝く建築物が立ち並ぶ。それもまた新鮮な気持ちになれますが、アルマティの大自然的な開けた街、土地も開放感があって落ち着いた雰囲気に包まれます。

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この日食べたのはボルシチと、以前も紹介したマンティ(マントゥ)という料理。

周辺国でも食べられているそうですが、カザフスタンでは羊肉を詰め込んであります。
これがワンセットで、およそ¥320。

あいかわらず、カザフスタンでは値段と量に驚かされます。

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